2003年・正月 年末の多忙さが嘘のような暇な正月を送っていた私は
フラっとネットカフェに立ち寄った。HPを持つ前はヤフーなどから色々検索して色んなサイトを見てたもんだが
HPを持って以来,自分のとこの管理とおなじみのサイト巡りばかりになっていたので適当にネットサーフィンするのが
なんだか新鮮。時間があることもありのんびり楽しんでるととあるサイトのチャットが目に付いた。
「チャットか・・」 そー言えば最初の頃は妙にチャットを置きたかったもんである。置くだけなら
レンタル借りればすむ話だが,何せ当事は BBSで自作自演(*9話参照) をしてたくらいだったので
チャットなんて無理無謀。もー少しサイトが軌道にのってからと我慢してるうちにどーでもよくなってしまったのだが・・・
開設から2年。そろそろうちもチャットを置いても身の程知らずと言うこともなかろう。思い立ったら我慢はしない,早速今見てた
チャット画面のリンクからCGIサービスのサイトにとび,チャットを拝借し設置した。
設置した以上は会話がしたい。ここはうちのお客さんや,よくいくサイトの管理人さんにメールして日時を決めて
チャット大会でも開くのが常道。ただその前にこの唐突に設置したチャットの機能を把握し,「重たい」とか「使いにくい」
ようなら別のに変えるくらいの心配りは管理人として必要だろう。で,早速テスト開始。
くりす:てすと
くりす:テスト
くりす:あいうえお
よし,完璧! (んなわけない)
まぁいきなり止まったりすることもなかろう。早速人集めに入る。
あんまり多いとあれだし5,6人か?となるとこれない人もいるだろうから
7,8人にメールを送れば丁度良いはず。早速お世話になってる皆様にメールを送る。
***の管理人の・・・・○×△さん。
***の管理人の・・・・???さん。
***の管理人の・・・・#%&さん。 えとせとら・えとせとら
これで準備完了。あとは返信があった人の都合を考慮しつつ日時を決めれば一人で待ちぼうけなんて悲劇はおこるまい(多分)
「我ながら良い思いつきだったな〜」と自己満足に浸りつつ,メールを送った人を書き留めたメモを見ていると,
とんでもないことに気が付いた。
「8人中7人,女の子じゃん!」
無意識のうちに女の子ばかりにメールしてるとは。そんなつもりはなかった(はず)なのに!
男のカープ仲間もいっぱいいるのになぜ・・?
まぁ女の子ばかりで悪いわけではないが,普通に考えれば男の意見も聞きたいし後で
「女の子ばっか呼んだんだね」
などと言われるとばつが悪い。(ここでばらしたら同じだけど)
慌てて男のカープ仲間を探しつつも,「男って悲しい・・」 とか思う今日この頃である。
後日談・・・当日は人数・男女比ともいい感じでした。来て頂いた8名の皆様感謝です。
14話に続く
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