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12月15日(日) カープの補強はあくまで地味に その2

ウッダードにふられ(まだ分からんが)ランドクィスト・ハースト・シーツと新外人もおおむね 決定したとこで来期の戦力も出揃った。金本の穴や適任者のいない遊撃といった弱点を補強したわけだが 助っ人の出来がチームの運命を決定すると言ってもよいほど苦しい現状では彼らにはかなり期待せざるを得ない。
ただ「外人の出来が全てだ」と言うところまで追い込まれたチームの外人が活躍した例はあまりなく, カープでは99年に江藤の穴を埋めようと獲得したボールが一軍出場3試合で帰国したのは記憶に新しい。
「外人こけたら皆こけた」 では困る訳だが遊撃の面子を見ると岡上・甲斐・井生・松本高と一軍経験者は岡上のみで (しかもショートでの出場はほぼ皆無)手薄な事この上ない。野村・木村拓・東出など経験者がいるにはいるが木村拓はともかく 東出や野村を中途半端にショートで使うのは辞めて欲しい。特に東出は二塁で生まれ変わるくらいの気持ちでやって欲しいので 二度と遊撃では使わないくらいの覚悟を首脳陣にはして欲しい。こーなるとシーツにかかる期待はやはり大きくなる。 守備が上手ければそれ以上は何も求めるべきではないのだろうが,2番をこなせる起用さを持ち合わせていてくれたら 言う事ないのだが・・。


11月9日(土) カープの補強はあくまで地味に

亜大の永川の入団内定で,カープの来期の新戦力はほぼ出揃ったといってよい。
ドラフトでは吉田圭(帝京)鞘師智也(東海大)など3人獲得の予定で新人は計4人。
いきなり戦力として期待されるのは永川くらいだろうか?
外人ではメジャー通算31勝のウッダードを獲得の方向。風貌から何から ミンチーを思い起こさせるウッダードには早くも「第2のミンチー」の期待がかかる。 もっともミンチーのような投手が欲しいのなら今もロッテのエース格として活躍してる彼を 2年前に解雇しなきゃ良かったのにと不毛な考えが頭をよぎるが,
そのへんがカープのカープたるゆえん

なので仕方ない。個人的には中継ぎで使えるなら良いと思うのだが。
野手では東出の二塁コンバートに伴い,ショートを守れる助っ人を調査中。
「守備力強化」を 最重要ポイントにしてる以上,きっと
広い守備範囲としびれるような肩を持った守りで魅せれる

助っ人が来るものと信じたいが,ディアスも「守備がセールスポイント」で入団したことを思えば 過度の期待は身を滅ぼすかも(ディアスの守備好きだけどね)
個人的には2割ちょいくらいしか打てなくても宮本(ヤクルト)クラスの守備力を持った助っ人が来てくれたらな とか思ったり,思わなかったり?

移籍選手ではヤクルト解雇のニューマンと阪神解雇の西川を獲得の方向。目を覆うばかりの失敗を続ける「左の中継ぎを外人でまかなう」 計画は4人目にして日本野球経験外人の獲得という多少のアレンジを加えてきた。とは言えロケットボーイズの存在がなければ もう少し出番もあったと思われるニューマンには「おもしろいかも」との期待もあり。西川も年齢の割には球速があり カープの左中継ぎ陣なら食い込める可能性も否定できず,左腕砂漠の緑化にかすかな期待をかけてみたいよーな,みたくないよーな?

まぁ新人や助っ人はあくまで+アルファ。現有戦力のレベルアップこそが理想ではある。金本の穴は東洋や廣瀬が,空いたショートには 岡上が,4番には新井が左腕では河内が。出てくるのが無論一番良い。が,あの巨大戦力に中村やペタジーニなどの+アルファを 加えよーとしてる連中に対抗しようと思うなら,やっぱ+アルファも欲しいかな・・とか思ったりする今日この頃。


11月3日(日) 死んだ子の年を数えると

外人名鑑にのせてる現役メジャーリーガーのソリアーノとペレスのデーターを最新のものにしようと 2人の今年の成績を調べて唖然とした。
ソリアーノ .300 39本 102打点 41盗塁
ペレス   .295  8本  47打点 10盗塁
特にソリアーノである。大活躍してるとは知ってたがココまでとはね。今年はメジャーでも二塁手としては初の 「30本・30盗塁」あと1本HRが出てたら「3・4・4」だったというすさまじさ。カープが今年あれだけ1番打者に 苦しんだ中,彼は今やヤンキースの恐怖の1番なのである。カープに選手を見る目が無かった訳ではない。金がなかっただけである。 「力はある,きっと戦力になる」 と分かっていながら結局いつも手放す広島カープ。 江藤も音も加藤伸もロペスもミンチーも金本もみ〜〜〜〜んなそう。どーしてこれで強くなれよう? FAや逆指名やメジャー逃亡がなければどんなメンバーが組めるのか。不毛な事とは思いつつも想像してみると

4 ソリアーノ (現ヤンキース)
6 二 岡   (現 巨人)
8 緒 方
7 金 本   (阪神??)
9 前 田
5 江 藤   (現 巨人)
3 新 井
2 西 山

ドリームチームだなぁ,ホント。「金がないから」ですましていいのか?広島市民をあげてカープの財政面を救う事はできんのか? 試合を観に行く以外,方法はないのか?カープを強くするためなら自腹を切って出費したいと思う人はきっといるはず。 FA選手の再契約金等を「市民が協力して集める」とか言う訳にはいかんのか?12球団唯一の市民球団なんだからさ。 もっと市民と一体になってチーム運営してもいいと思うんだけどな。サンフレも2部落ちしそーだし。じり貧広島,県民あげて 盛り上げよーよ。

とえらそーに言ってるくせに今年4試合しか球場に行ってない広島県在住の管理人

10月31日(木) 人生万事,塞翁が馬

金本が去る。ある程度覚悟はしていたがやはりショックだし寂しい。東京出身の江藤の時とはまた意味が違う。 広島で生まれ育ったミスター広島ですら,残ってはもらえないという事実は今回の金本だけの問題にとどまらず 今後のチーム運営にも陰を落とす。出て行くものは仕方がない,問題は今後もこーいう事が続出しないように 魅力のあるチームを作ることだろう。それには魅力のある新球場も必要だろうし我々ファンももっと球場につめかけ, そして何より強いカープの復活。これしかない。
感情的な事を除けば金本の離脱はマイナスばかりではないはず。高齢化が進んできた外野陣の世代交代に入れるし 変わりに廣瀬や福地が入るのであれば守備力はむしろ上がる。金銭的にも金本の年俸分が浮き移籍先から補償金も入るはず。 江藤の時だって,結果的には新井の出番が増え成長を促した。清原が抜けた後リーグを制した西武の例だってある。 人生万事,塞翁が馬。一見不幸に思える時にこそチャンスが隠れてるのかもしれない。閉塞感にさいなまれた今年のカープが 変わるいいきっかけになると,そう信じてそんなニューカープの俺的オーダーを組んでみた。

8 福 地
6 新外人(2番タイプで守備も上手ければ)
9 緒 方
3 新 井
7 前 田
4 ディアス
5 栗 原
2 木村一

ってこれじゃまた機動力使えないか・・東出が二塁で生まれ変わればもっと違ってくるんだけどね。 ディアスも残留かどーか分からんし,栗原もまだ厳しいか?何にしても来年も暗中模索,苦しいですね・・

最後に。これからは敵になる金本に「これからも応援するぞ」とは正直言えません。
ですが今までの頑張りには素直にありがとうと言えます。 代打で打った初ホームランをラジオで聞いたのが昨日の事のようです。11年間お疲れさま。 カープ戦ではあまり打たんといてね・・。


9月28日(土) 助っ人左腕

分かっていた事ではあるが,ロペスに続きスタとベルの解雇も決定的になった。 助っ人外人が働けないのはやはり痛い。まぁ働いたら働いたで,お金の問題で解雇されたりするカープではあるが それにしても1年くらいは働いて欲しいもんである。特にココ数年試みてる「左の中継ぎを外人でまかなう」計画の 失敗続きはチームの不振にも少なからず影響している。
毎試合でも投げなきゃならない左の中継ぎに どーせ1,2年で辞める  体の丈夫な助っ人をあてる考えは私も賛成だ。阪神の星野監督などは「ストッパーは外人投手でまかなえる」との持論を持ってるが, この考えにしても中日時代,与田や森田を1年にして潰してしまった苦い経験に基づくものと思われるし,カープにしても今年の菊地原を みれば「助っ人中継ぎ」が必要不可欠なのは間違いない。ところがカープの場合この「助っ人中継ぎ」が働かない。 大金をだせないチーム事情もあるだろーがとにかく働かない。左腕に限定するともっとひどい。カープ歴代の助っ人左腕の成績は

光吉 勉 (53〜54年)   6試合 0勝3敗
レーシッチ(84年)     23試合 0勝1敗1S
ラミーレス(95年)       登板なし
デハート (99年)      6試合 0勝1敗0S
カンバーランド(00年)    1試合 0勝1敗0S
ウルソ  (00年)     29試合 0勝0敗1S
ヤング  (01年)      5試合 0勝0敗0S
ベルトラン(02年)     25試合 0勝1敗0S

お気付きだろうか?カープ52年にわたる球団史において助っ人左腕は1勝もあげてないのである。 ほとんどが中継ぎ要員だった事もあるが,それにしたってこれと言った選手は1人としていない。まぁ海の向こうでも左腕は貴重, おいそれと良い左腕が日本に,まして資金難のカープに来るわけはないということか? かといって今年も日本人左腕にこれと言った選手が出てこなかった以上,おそらくカープは来期も助っ人左腕をとるはずだ。 「次こそは!」と成功を期待してもよいのだろうか?左の中継ぎは欲しい,是が非でも欲しいのである。 タフな助っ人左腕の登場を願うばかりである。そして思う「アカデミーにはそーいう人材がいないのか」と・・?


9月18日(水) ショート・ストップC 0−4 S

「ショート・東出」は今年で3年目になる。このページにきてくれる人ならご存知と思うが私は 「セカンド・東出」推進者だ。球際の弱さもさる事ながら送球の不安定さはどー考えてもショートとしては致命的 に思えてならない。アウトにしている時でも,送球がファーストのとりにくい所にそれる事がほとんど。 こーいうのは使い続けていけば上手くなるとかいう次元の問題なのだろうか?根本的にショートの肩ではないのではと思えてならない。 少なくともセカンドなら送球の問題は減るのだが。
そもそも野村の後釜として球団が描いていた青写真は,言いたかないが二岡である。 そーなっていれば何の問題も無かったのだろうが,その青写真がもろくも崩れたとき次に目をつけたのが高校では 投手だった東出である。カープらしい俊足と投手出身の肩を活かして次代のショートとして鍛えようという事だったのだろう。 事実,彼は1年目から一軍にも顔を出し2年目からはレギュラーショートとして使われ始めた。それから今年で3年目だ。 同じ失敗を繰り返す東出に対して何か打つ手はないのだろうか?
「我慢して育てたい」のは分からんではないが,ミスしても 打てなくても東出は不動のレギュラーである。変わりがいなかった事もあるが今は岡上と競わせるくらいで丁度いいはず。 正直,岡上の守備が東出より上手いのかは分からない(なにせ目にする機会がない)だからこそこの時期, なぜ試さないのか?東出にも刺激になるし,上手いのなら即レギュラーでもよい。 競い合ってこそのプロではなかろうか?
話は変わるが栗原を最近使わないのもどーいうわけなのだろう。 栗原スタメン起用だけでも刺激があった。連勝した。Aクラスが近付いた。Aクラスに色気が出たのかとたんにベテラン揃い踏み。 しかもそれで負ける,理解できない。
ファンが望むものが「今年のAクラス」か「来年以降の強いカープ」なのかは 言うまでもない事だと思うのだが・・