学会・研究会参加メモ

心療内科学会参加メモ

 心療内科学会は比較的新しい学会で今回が9回目になります。
今回は、野球の新規参入で話題になった楽天が本拠地になる仙台市で、平成17年1月29,30日の二日間行われました。
私は土曜日の診療が終わってからの参加でしたので、土曜日は一つもプログラムに参加できませんでした。ただし、懇親会には参加して、牛タンやお刺身やお寿司などいただきました。また、東北は日本酒が美味しいこともあり、4種類ほど出されていました。(名前は酔っ払って忘れてしまいました)懇親会のとき、以前勤務していた時に形成外科で仕事をされていた先生と一緒になり、楽しいひと時を過ごせました。
 さて、30日の学会では、東北大学の佐々木先生の教育講演の「高齢者の心と体のクロストーク」というのをまずは聞きました。
 高齢者の精神的な問題やいろいろな刺激をあたえることで高齢者の体の機能を改善させてあげることができること、漢方薬をうまく使って、ADLを良くしてあげられる、ことなどが話されました。また、一般的に言われていることと違い、長生きの老人は短命の老人より医療費は安く、また就業人口の推移を大正時代から検討してみると、高齢者社会がすすんでも今までとあまり変わらないので困ることはないから、安心して長生きすべきだというような、非常に心休まる講演を聞かせてもらいました。
 次は慶応大学の渡辺先生の「西洋医学の目、漢方医学の目」を聞きました。東洋医学会のほうでも何度か聞かせていただいており、あらためて統合医療の考え方がこれから必要だと感じました。
 昼はランチョンセミナーというのがあって、協賛メーカーが昼食のお弁当をだして、食べている間に講演を聞くというものです。医師になりたてのころの学会には無かったような気がしますが、今ではどこの学会でもどれかに必ず参加して、お弁当を食べています。
 午後は4時に仙台駅を出発する予定だったので、学術講習会の1にしか参加できませんでした。「模擬患者をつかったベテラン心療内科医の心療場面ライブ」というもので、野村先生と川上先生が舞台の上で、ある程度設定された状況で外来場面をみせるものでした。川上先生の迫真の演技に感心することしきりで、いろいろ参考にさせていただきました。これが終わってすぐに駅に向かい駅の店で試食を何度もしながら、牛タンやだだちゃ豆をつかったおみやげなどを買って帰りました。
 開業すると参加できる学会がだんだん限られてきてしまい、また参加できても忙しいことが十分にわかった学会参加でした。

東毛漢方研究会参加メモ

 東毛漢方研究会は群馬県太田市を中心とした医療圏の医師、薬剤師さん達に広く漢方について知ってもらおうという目的で作られたものです。年に数回行われていて、H17年7月21日に行われたのは170回目になります。
 私が館林のほうで勤務していた時に少しの間だけかかわったことがありましたが、今回開業したこともあり、若輩ではありますが世話人の一人に加えさせていただきましたので、機会のあるごとに簡単な報告をしていきたいと思います。
 今回の講師は木下優子先生で日本大学医学部 東洋医学講座 医局長の肩書きを持つ先生です。
 漢方の先生というと人によっては、昔ながらの先生を想像する方もいらっしゃると思いますが、現在では女性の先生もかなり多くなっているようで、木下先生もその中でも広く知られる先生のお一人です。講演を聞かせていただいたのは初めてでしたが、非常にさばさばとした口調で、普段の診察の中からわかりやすく説明していただきました。ただ時間の関係ですべてのスライドについては無理だったようで、もう少し聞きたい感じがしました。
 講演内容は「ストレスと漢方治療〜女性疾患を中心に」でした。
 心身症の進展を東洋医学と西洋医学をすり合わせる形で説明されま。した。また、ストレスは東洋医学で言う「気」に障害を与えることが多く、その進展に関してまずは気の流れの滞り(気滞)が起き、次に逆流(気逆)が起き、更に枯渇してくる(気虚)になるとうい説明などがありました。
 また、女性に多くみられる更年期症候群の診かたやストレスによる病気はストレスを取らないで治療だけしていくと、一つの症状が取れても違う症状が次々にでてくる、といった話をされ参考になりました。(ストレスはマーチする?)
 これからも折に触れメモを追加したいと思います。

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