↑この写真は、うちに居付き始めた頃の大吉で、初めて撮った写真。97年10月。大吉自身も、おそらく生まれて初めてカメラを向けられたことでしょう。睨み倒してます(^^;)忘れられない一枚。
着古したセーターを与えた所、さっそく愛用^^これが、2枚、3枚と増え、終いには湯たんぽまで発展。

同じ日に。春吉が目くじら立ててます。
大吉は、うちで世話している間は、春吉にだけザーとらしいほどへりくだっていた。
本性は、血の気が多くて、庭に入ってきたよその猫を追いかけて行き、無傷なのに返り血を浴びて帰って来るようなおっそろしいボス猫だった。
世渡り上手は長生きの秘訣。
野良猫の平均寿命は実に4、5歳足らずなのに、大吉はこの頃はっきりとは分からないがすでに結構なトシだった。




動じない大吉。
こんな顔で、人々には忌み嫌われていたけど、付き合ってみると素直で甘えん坊で、ちゃっかりしていて、母性本能120%刺激された。

大吉に出会って、オス猫というものがどういう生き物なのか本当に知った(春吉は一体ナンだったの??・)。
大吉に出会って、私の猫への価値観は180度変わった。


飼い猫とは知らずに、あるキジトラの猫を保護しようとごはんを出した所、それを食べに来たのは大吉で(^^;)、同じキジトラなのでしばらく気付かなかった。
勘違いがご縁のモトに。

世話しながら、だんだん「このままでいいのだろうか」という葛藤が生じ、悩んだ末に丸一年後去勢手術して野良から足を洗わせた。
手術&捕獲にあたり、数ヶ月前から色々と対策を練り、2階建てのケージまで取り寄せたものの、実にあっけなく捕まり病院へ。さらに、大人のオス同士と心配していた春吉との仲も、一年間窓越しに認識しあっていたためか、ウソのようにすんなりいった。同居3日目には猫団子に。ケージは必要なかった・・・。


しかし、数ヶ月は、外に出たがって大変だった・・・・・。


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