オーディオハイエンド

ここで、ご紹介するシステム(セットアップ方法)は、あくまで店主が今まで研究してきて「車の中のオーディオはこう楽しむ!」という手法です。ケーブルの接続方法による伝送ロス、ケーブルの材質による音質の違い、ハンダの材質による音質劣化(ハンダは必要悪な要素が大きいです、使わないに越した事はありません。しかし、使わなければいけない箇所がどうしても出てきます)等、色んなアプローチで研究してまいりましたが、一番大事なことは「合成空間での足し算、引き算が歪み無くされること!(ほぼ足し算)」これにつきます。簡単に言うとスピーカーのインストールを含めたセットの仕方と位相調整(クロスオーバーも含む)が無理なくできること!です。(店主の研究から導かれた見解です)

※BTLパッシブシステム(クロスオーバーをDSPでは無くパッシブネットワークで帯域分割します)

パワーアンプをブリッジ(BTL)で動作させますので、2chアンプで1ch、4chアンプで2ch動作になります。パワーが大きくなる事に目が行きがちですが、店主が考える最大のメリットはポジティブ、ネガティブ動作において、クロスオーバーがかけられること事!その次に同相ノイズを小さくできる事ではないかと思います。マニアの間では、完全な反転回路が組めない限り、信号が歪むのでBTLはダメだと言う方もおられます。しかしながら、スピーカーエンクロージャーを理想エンクロージャーで設計できるならば、その考えもわからなくでもないですが、カーオーディオに於いてはドア形状から無理です!。(ホームオーディオでも完璧!!というエンクロージャーは皆無かと思います)対称動作が基本ですから、少しでも近づくためにBTLシステムはハイエンドカーオーディオには必須です。(MUSSEのハイエンド2chアンプは通常でBTLアンプになっています。)

BTLパッシブは、アンプの+端子と−端子出力の両方にクロスオーバーをかけますので、シングル動作アンプの時はお薦めしません。(BTLアンプは+端子、−端子の両方にアンプが存在します。信号がが180度反転しているので、動作します)(その際はシングルパッシブでクロスオーバーします。)

※DSP

DSP無くして、カーオーディオに於いてのハイエンドはあり得ないでしょう!各スピーカーの波長や、左右の距離差の補正には欠かせません!!!!!!
DSP無しでも波長の補正はクロスオーバーの設定などで出来ますが、左右の距離差の補正は容易ではありませんって言うか、現実的には無理です。(モノラル合成にするなら可能だとは思います)サブウーハーなら尚更です。

カーオーディオではドアスピーカーとツイーターがかなり離れてセットすることが多いと思います。DSPは設定したクロスオーバー通りにクロスすることが出来るように調整するのに必須の機材です。色々なメーカーからラインナップされていますので、好みに応じて選べば良いかと思います。(価格や、ソフトの使いやすさ等)

  フロント3ウエイ+SW1発ですので、フロント用に4cHアンプを3枚(ブリッジにして2cHとして使っている)SWに2cHアンプ1枚の合計4枚です。 

流石に、電気容量が心配なので、補助バッテリーを追加します。(サブバッテリーではない。。あくまでも補助です。)
  バイワイヤ、BTLパッシブ。

端子しか見えませんが、下にセットしてあります。 

※見積もりはシステムによって変りますのでご相談下さい