店主が設計、製作している商品です。ですので、トラブルが起きても修理対応は迅速に行う事ができます。
※パッシブネットワーク
BTLアンプ専用 パッシブネットワーク |
今現在、純正ナビ、各メーカーのナビやデッキ等に搭載されている内臓アンプのほとんどが、BTL回路による出力回路になっています。グラウンドを基準に増幅するアンプと違い互いに位相が反転しているアンプ同士が押し引き合う構造になっています(厳密にはグラウンドも関係しています)。しかし、パッシブネットワークの回路構造は片側からしかフィルター回路が組まれていないのが現状です(過去にロケットパッシブと称して、6dBで組んでいたメーカがありましたが、現在は無いようです)。スピーカーのコーンを押し出す時はフィルターを通った後に信号がスピーカーに行きますが、戻る時はスピーカーを通ってからフィルターを通ります。6dBのフィルターですとコイルやコンデンサーが基本的に1個しか入らないので、IN,OUTでそんなに気にならないかもしれませんが、12dB以上のフィルターになると、そうはいきません!!簡単に言うと「押す側と引く側で特性が違うという事です」。もっと強引な言い方をすると「押す側と引く側で音が違うと言う事」になります。外部アンプにすると、この差がより顕著に出ます!ハイエンドになればなるほど、問題になってくると店主は考えています! マルチアンプでダイレクトにスピーカに繋げてDSPで設定するから、関係ない!と言う方もいるかと思いますが、この場合アンプとスピーカーのインピーダンスのアンマッチングによる反射が問題になります。この問題も簡単に言うと「ロス無く繋いで新鮮な信号でスピーカーを駆動しているのに、情報量が落ちてしまう」という事になります。ケーブルメーカーによっては、ケーブルの長さで反射を最小限に抑えています、長さによって細かく指定しているメーカもーあります。(過去にホームオーディオマニアの方のフルレンジシステムで、素晴らしいサウンドを聴かせて頂きましたが、SPケーブル、電源ケーブルはトグロ撒いていました。オーナー曰く「この線の材質はこの長さでなければダメなんだ」と言っていました)ただ、根本的な解決策では無いので奥が深い問題です。 そう考えると、パッシブで製作するのが安上がりだと、店主は考えます。 (DSP内臓のナビでクロスオーバーを設定しようとしても大雑把な設定値しかなくSPのf0ポイントと合わないのがほとんどです。細かく調整できるDSPにすると、外部アンプを入れなければならなくなり、結局予算が膨らみます) 通常パッシブネットワークよりも予算はアップしますが、これからのカーオーディオの音質アップには欠かせない技術(当店において)になっていくと確信しています! 通常パッシブのおおよそ1.5倍くらいの価格になってしまいますが、それだけの価値はあると思います スピーカーメーカーの付属パッシブからのグレードアップ等様々なシステムアップにお薦めです!! |
画像は後日UPします | スピーカーユニット単体のインピーダンス特性を測定して製作しています 測定回路を製作して測定していますので、データの無いスピーカーでもパッシブネットワークを製作することも出来ます 各ユニットの装着した位置の距離も考慮して設計しますので同じスピーカーでもコンデンサー&コイルの値が位置によって変ります ※価格 使うパーツによって価格が変動しますので、〜になってしまいます 2ウエイ 80000円〜 3ウエイ 120000円〜 4ウエイ 150000円〜 5ウエイ 要相談 全て税別 |