※3月8日
日本ビクター前橋工場へ行ってきました。午後1時からだったのですが前から入っていた仕事の都合上4時過ぎからの参加でしたがとても充実、そして感動の2時間を過ごすことが出来ました。私たちが普段使っている製品がどの様なシステムで出荷されるかが丁寧な説明と体験でよく分かりました。写真撮影が許可されなかった為説明のみになりますが実際のセクション事にわけてお話します。
1 温度試験
-10〜+75℃までの温度別の部屋がありその中でデッキ、アンプ、SP(変形するまで)等壊れるまで続けています。その試験に合格した機種のみ製品化されているとの事でした。湿度が無い部屋はまだ良いのですが90%の部屋は40℃でも1分入っているだけでも大変です
2 振動試験
中国の道悪パターンと国内の様々なパターンをコンピューターにINプットしてどのパターンで壊れるかの試験でしたブルブル激しく震えて実際こんな振動するのかなという位の振動でした
3 動作持続試験
A CD MD DVDプレーヤーのイジェクト、パネルオープンの動作耐久試験を20000回(だったかな?)クリアした製品が市販されるそうです。20000回を超えても何回で壊れるのか動かなるまでするとのことでした。何台も並べられているプレーヤーが開いたり閉じたりなにか昔読んだグリム童話を連想したのは私だけでしょうか、いや、凄かった!
B スピーカー耐久試験、?dBの音量をスピーカーから壊れるまで鳴らし続けるという過酷な試験です特に東南アジアを想定してた熱くて湿度の高い部屋は入ってみてきつかったです
※感想
実際工場に入ってみてこんな過酷な試験をしてるとは思いませんでした。合格した物のみ製品化されても壊れる時もある、自然界は恐ろしいと思いました。そして、ウッドコーンスピーカー!素晴らしかったです!!!開発技術人の執念を感じました。遅れて行って試聴タイムが終わっていたにもかかわらず特別に時間をさいていただいて有難かったです。マイCDを持っていっただけに聞けなかったらどうしようと思っていたのですがビクターの技術陣の方に感謝です!また、技術責任者の方と好きな曲が同じだったのが縁を感じました「テネシーワルツ」涙がでましたね、こんなにドキドキしたのは久しぶりです、この感動を皆さんに余すことなく伝えられるようよりいっそう精進しなくてはいけないと感じた2時間、誰よりも濃い2時間だったと思います。あまりの素晴らしさに思わず衝動買いしたウッドコーンスピーカー是非聴きに来て下さい早急にデモに追加します。あの感動を貴方にも…。
PS 蓄音機の針の付け替えにによる音の違いにもビックリしました。竹、サボテンのとげ、金属の針と夫々の個性がおもしろかったですね、最近の録音も昔の録音のように一本マイクで録られているといいと思うんですけどね、リスナーの心をくすぐります。何故か蓄音機の音が良い音に聞こえたのは私だけでは無いと思います、いつの間にか人だかりが出来ていたのがめずらしさだけではないのでしょう、皆聞き入っていました!
最後にこの様な貴重な時間を提供していただいたJCRの方々と日本ビクターの方々に深く感謝いたします。一生忘れられない思い出になりました、この場を借りてお礼を申し上げます本当に有難うございました!