魔界案内洛外編


目次へ戻る

           伏見稲荷大社の千本鳥居、奥社への入り口です。

          奥社へと続きます。この辺りの鳥居は企業の寄進が多いですね。

          少し小さい鳥居がびっしりと並んでいます。人々の様々なそして熱い

          願いが込められていますね。

          奥社からさらに稲荷山へと続いています。この千本鳥居はおよそ

          160メートルの長さです。まもなく奥社へ出ます。

           乙訓寺の不動明王です。全ての邪気を打ち払う仏です。

           乙訓寺は京都府長岡京市にあります。

           

           乙訓寺は弘法大師が建てたお寺と言われています。

           写真は大師自らがお手植えになられた菩提樹です。           

            

           早良親王の供養塔の横に建てられた真新しい供養塔です。

           

           長岡京市、乙訓寺にある早良親王の供養塔です。高さは1.2メートル

           くらいの小さな塔でした。

           

           悲運の親王としてそして怨霊として有名です。鬱蒼とした草木の中に

           佇む様は、人の世の儚さが漂っています。

           

           長岡に都を定め栄える筈でしたが僅か15年で京へ移しました。

           疫病や飢饉が続き、人々は早良親王の祟り、怨霊の仕業だと

           恐れ恒武天皇も他の地へ都を移す決意をしました。

           

           謀反の疑いをかけられこの寺に幽閉されました。早良親王は

           自らの潔白を示す為、断食をして訴えましたが聞き入れられず

           非業の最期を遂げました。

           

           弘法大師の像です。右に見えるのは願掛けの絵馬です。