Vittorio Villa
(ヴィットーリオ ヴィッラ)
略歴
1961年、Monzaに生まれる。バイオリンプレーヤーとして音楽学院での卒業証をもっており、Verona
Arena やAngelicum
orchestra of Milanなどのイタリアの主要オーケストラで演奏。
彼は、弟であるマルチェロ・ヴィッラの指導のもと、クレモナ国際バイオリン製作学校のディプロマをとる。国内外でのコンペティションにて最終選考に選ばれている。
同学校の講師として、弦楽器の分野の音響効果の研究をする機会にも恵まれる。この、実際の演奏家であり研究者であるという背景から、彼の楽器は、ミュージシャンから、その手工芸だけでなく、音響を評価され、買いつけの申し出が相次いでいる。
ストラディバリ、グワルネリ、アマティの伝統的な楽器に基づいて製作することを好み、有名な古典楽器の複製も手がけている。現在、クレモナの工房にて弟のマルチェッロ ビッラと一緒に製作活動を行い、また、地元の室内アンサンブルでも演奏している。
私のスタイル
私が製作するのは、2つのタイプの楽器(バイオリン・チェロ・ビオラ)です。
ストラディバリをモデルを基本にしたモダン楽器と、「模倣」楽器と言われる楽器です。これは18世紀の古い楽器を再現したもので、柔らかいエッジの仕上げ、使い込まれた趣や年齢、使い古されたニスの効果などを使って、ストラディバリ・グワルネリ・アマティをモデルにします。
私のモダン楽器はその洗練された手工芸が、そして模倣楽器はその個性が評価されています。
私はプロのバイオリニストだったこともあり、弦楽器の物質的音響の分野において深く研究しました。私が楽器を製作するときには音質にとても大きな重点を置いています。
クレモナ国際バイオリン製作学校の講師として、評価の高い音質の良い500にも及ぶ楽器を試奏する機械に恵まれました。この経験のおかげで、楽器製作においてある種の技法や技術をとりいれ、それにより多くのミュージシャンたちが望むような高い音質のレベルの楽器を製作することに成功しています。
楽器紹介
IL SOLE 2006 by Vittorio Villa(写真をクリック)
現在、松戸の事務所に在庫としてあるバイオリンです。(150万円)

現在彼が製作中の装飾バイオリンです。興味のある方はご連絡ください。
Nicocolo Amati 1656 King Louis ]Wモデル 2006 by Vittorio Villa(写真をクリック)

マダムラフォから一言
ヴィットーリオさんの工房はうちから徒歩数分のところにあるので何度か工房にお邪魔させていただいています。ヴィットーリオさんは、お話好きで陽気な、典型的、気さくなイタリア人!なのです。彼のバイオリニストとしての経験は彼のバイオリンの音の良さを物語っています。是非、この機会にビットーリオさんの楽器を手にしてみてください。
ヴィットーリオ ヴィッラ氏のHP ![]()