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   ILL・Indd表組のExcel変換ソフトの説明


ついにリックがやりました! 

  • 最新の印刷物からのデータ抽出はリックのQXtoText(特許第4031449号)によって実用を迎えましたが、最後の難関であった印刷物の組表からのExcel変換をついにリックが可能としました。
  • Illsutratorからだけではなく、何とInDesignの表組からもExcel変換を可能にしました。さらに、InDesignの基本機能の「Quark読み込み機能」を利用してQuarkデータの表組をもExcel変換が可能となりました。
  • 今まで、人海戦術でコツコツとカットアンドペーストで表組をExcelに落としていたことが、今日から無意味となりました。
  • 数万ページの印刷パーツカタログからWebパーツカタログ製作を企画しても、このやっかいな表組が印刷物のWeb化を阻んでいましたが、これで一気に印刷データのWeb化が可能となりました。
  • IllustratorとQuarkデータの表組をExcel化すれば、印刷データ=DataBase=Webを一気に加速します。


                                                      この技術は特許出願中です。






  実際にIllustratorの表組からExcel変換している画面です



  • ILLtoExcelは、Illustrator上の一般的な組版データをExcelのCellにダイレクトに送ります。
  • Illustator上にある表組をマウスで選択してセレクト状態にした、その状態をExcelに変換します。
  • 現バージョンでは、1つづつマウスで選択してExcelの1ファイルに変換します。
  • カスタマイズによって、複数の表組を連続してExcelに変換することもできます。
  • rデータがアウトラインデータ・配置データの場合は変換はできません。
  • OSやIllustratorのバージョンなどでIllustratorの機能により変換できない場合があります。






 実際にQuarkからn変換したInDesignデータをExcel変換している場面です

 

  • InddtoExcelは、InDesignr上の一般的な組版データをExcelのCellにダイレクトに送ります。
  • InDesign上にある表組をマウスで選択してセレクト状態にした、その状態をExcelに変換します。
  • 現バージョンでは、1つづつマウスで選択してExcelの1ファイルに変換します。
  • カスタマイズによって、複数の表組を連続してExcelに変換することもできます。
  • 変換できるのはQuark全バージョン・InDesign全バージョンの一般的な表組です。
  • InDesignに変換できないQuarkデータの場合は変換できません。
  • データがアウトラインデータ・配置データの場合は変換はできません。





                           一般的なIllustrator・Quarkの表組の説明
図1 


IllustratorあるはQuarkにはInDesginにあるような「表組」の機能はありません。ではIllustratorあるはQuarkは、どのようにして「表組」を表現しているのかを左の図で表して見ました。

図1は、Illstratorで組まれた表組のサンプルです。Qurakの場合もまったく同じ考えた方で表組は作られています。このデータだけを見ていれば見かけはExcelデータと何ら変わるところはありません。

図2は図1を立体に見たイメージです。印刷した時点で表組に見えるように、工夫して表組を組版しているのが分かります。Excelのデータはこのような作り方のデータをまったく予想していないためExcelはこのデータを受け取ることはできません。

InDesignにはExcelと似たCellを持った表組機能がありますが、新規に作成されたInDesignデータでも図2のような表組の作り方が多く見かけられます。また、InDesignでCellを利用した表組を作成したとしてもExcelのCellとの互換はありません。

ExcelデータをInDesignの表組データに変換するソフトは市販されてますが、なかなか満足のいくものはありません。株式会社リックは、ExcelToInddを開発予定です。
図2





ToExcelの運営について 

ILLtoExcel・IInddToExcelは、データをお預かりしてExcel変換するサービスと、指定のカスタマイズ後にプログラムを納品するサービスを準備中です。


                                                                                 メニューに戻る



















                                                   閑話休題
















Illustrator・InDesignToExcel(特許出願中)開発の経緯

QXtoText(特許第4031449号)を開発後に、どうしても残っていたのが組版上の表組の処理でした。Quark・Illustratorで作られた表組は印刷すれば確かに表組ですが、データ的には文字列の上に不特定なラインががはいずっているだけです。結論から言えば「印刷できればいいんでしょ。」というデータですが、正にその通りですみませんという内容なので思考はここで完全停止していました。

この不況の折、ものすごくヒマなので表組データを何度も検証しましたが、「これはダメだ。」という既成概念からはなかなか抜け出せませんでした。しかし、どうしても納得できないのはなぜ、「この印刷できればいいんでしょ。」という文字列とラインがはいずりまわっているオブジェクトを日本人はなぜ表組と認識するのかでした。民俗的特異性かもしれません。また、このオブジェクトはどこがExcelと違うのかという事です。

この発想自体が文科系エンジニアのリニア―な長所でもあり欠点でもあるのですが、とりあえず文学的にこの「表組もどき」とExcelデータの差分を表してみました。それで問題が解決するはありませんが、ポイントがクラウドのごとくまとまってきたのは事実でした。一年ほどこのクラウドは頭の中を離れずその特性通り、雲をつかむ如くでしたがとうとう神様が降りてくる日がやってきました。結論からいうと、ものすごい飛躍を当たり前と考えれば問題は解決したのでした。すみません、各論はまだ秘密です。

この表組もどきをExcelデータに変換するためにどうしても文字列とラインの座標が必要でしたが、ありがたいことにIllustratorはまさにCadもどきであり、InDesignはその総本山であることが分かり、必要にして十分なデータがIllustratorとInDesignのObjectから得られました。この座標関連のデータをデータ変換エンジンに放り込んで、あり得ないような再帰処理を多重でかけてやるとあら不思議うまくいきました。


 

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