2008. 1.20 at Zepp SENDAI

presented by Simamura MUSIC

 

− Set List −

Rolling Star

スロウ

mommy’s back?

キライチューン

 

我々、Lips!が結成され、今年で3年になる。

いやはや、一般的に解散しがちなアマチュアバンド活動において、よくもここまで続いたものだ。

よし!では、バンド結成3周年記念、そしてライブ10回記念(昨年正月のミニライブはおまけなので除外)ということで、

あの憧れのZepp SENDAIでライブをやってしまおうではないか!

と我々は決意し、某楽器屋さん主催の「熟音エイジ」というイベントに参加することにした。

 

「熟音エイジ」

 

そのイベント名から推測されるとおり、オヤジ世代のアマチュアバンドマンたちを対象としたライブイベントである。

以下に、その募集文面を掲載してみよう。

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ついに開催! 熟音エイジライブ at ZEPP Sendai

この冬、最高のステージでライブをしませんか?

大切なご家族の前で、いつもとは違うお父さん・お母さんの姿を見て頂く・・・

また、会社の仲間やお友達の前で輝いている自分を見て頂く最高のチャンスです!

あの、ZEPP Sendaiでライブが出来るビッグイベント「熟音エイジライブ 〜コピバン大会〜」が、ついに開催決定しました!

東北地区在住の熟音世代でバンド活動をされている方なら、どなたでも参加出来ます。

この冬、音楽で熱くなりませんか? 最高の音響・照明で、しかもあの大きなZEPPSendaiのステージに立ってみませんか?

2008年の年明けはZEPPで盛り上がりましょう!

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なんともほんわかしたムードが漂う募集要項ではないか。

出演資格は、「30才以上のメンバーが1名でもいればOK」とのこと。

メンバー中、3人が40才以上である我々にとっては何の問題もない。この資格は余裕でクリアである。(笑)

 

しかし、募集要項には、「どなたでも参加できる」と書いているくせに、実は音源審査があったのだ。

音源準備担当のベースくぼちゃんが音源を提出してくれたが、応募数は約60バンドあったらしい。

その中から12バンドが出演できるので、競争率は約3倍。ジャズフェスほどではないが意外と厳しい。

しかし、この条件も難なくクリア!

さぁ、ついに憧れのZeppライブが決定だ!

 

Zeppといえば、仙台以外にも東京、札幌、名古屋、大阪、福岡といった主要都市にある有名なイベント会場である。

通常はプロのライブや大きなイベントが行われており、アマチュアでライブがやれるなんてことは滅多にない。

ちなみに、昨年12月から今年2月にかけてZeppSENDAIに出演するアーチストを調べてみると・・・

 

ポルノグラフィティ、チャットモンチー、タケカワユキヒデ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、DEEN、角松敏樹 など等

 

さすが凄い顔ぶれだ。

過去にはCharもここでやったし、あの大御所バンド、ホワイトスネイクもここでライブをやっているのだ。

そんな舞台でライブがやれるなんてまさに幸せものである。おのずと期待感も高まりまくる。

 

さて、ライブ当日朝。

15時開演なので集合が朝10時とかなり早い。

そのため、我々バンドメンバーがZepp前に9:50集合としていた。

オレはやや早めに到着し、Zepp前で一服していると、ボーカルmey嬢からメールが入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめ〜ん!いま起きた・・・(><)」

 

 

 

 

 

 

集合時間30分前である。(笑)

 

いくら小さな地方都市仙台とはいえ、起きてから30分でここまで来るのは不可能だ。

 

ま、とりあえず早く来てよ。パジャマのままでもいいからさ」と、ややセクハラチックな大人の対応をしつつも、

手に持っていた缶コーヒーを力強く握りつぶし我々は先に会場入りした。(一部脚色あり)

 

さて、どんなオヤジバンドたちが参加するのだろうかと周りを見渡してみると、意外と若い。

やはり「30才以上のメンバーが1名でもいればOK」という比較的ゆるい条件のためであろうか・・・?

参加バンド12バンドのうち、我々はどちらかというと高年齢の部類。。。

 

若い奴らには負けられない!(←40才過ぎてからの口癖。苦笑)

 

と、気持ちを引き締めているうちにボーカルmey嬢も到着し、いざリハーサルへ。

セッティング5分、音だし10分というもの凄く短いリハーサル時間なもので、初めて使うアンプでは

思うように好みの音作りは出来なかったし、会場が広いせいか、返しの音がいつもと違って戸惑ったが、

なんとかリハーサル終了。あとは本番を待つばかりだ。

 

本番を迎えるまでの間、司会者の事前インタビューやテレビ局の取材を受ける。

 

おー!まるでプロになったみたいじゃん!

 

しかし、実態はなんのことはない、地元ケーブルテレビ局でこのイベントを放映するらしく、その番組の為の

取材なのであった。(このビデオ撮影がもの凄く緊張しました・・・。)

 

その後は昼飯食べたり、他のバンドのステージを観たりして長い待ち時間を過ごし、ようやくひとつ前のバンドの演奏が終了。

これまたセッティング時間5分と決められているので、急いでセッティングを行う。

そして18:10 ようやく我々のライブがスタート!

 

司会者が叫ぶ。

「エントリーナンバー10番。次のバンドはリップスの皆さんで〜す!」

 

うわぁ〜、始まっちゃったよ!

 

ジャ〜ン!

 

とりあえずギターを鳴らす。ドラムがフィルイン!

 

ステージが広い!天井が高い!会場が広い!照明がカッコイイ!

さすがZepp!

 

そして、広い会場全体にLips!サウンドが響き渡る!

 

Guitar:

 チャーララーララ、チャーララーララ、チャーララーララ、チャーララー、チャッチャッ!

 グイーン、ジャーン、ジャカジャカジャカジャカジャーン!ピーン!(←ミストーン。笑)

 

Drum:

 ドドタン、ドドタン、ドドタン、ドドタン、ドドタン、ドンドコドン、ドンドン、タ、ドドッドドドン!

 シャラーン、チッチッチ、ドンスコドン、ドドタン、ドンドコドン、ドンドン、タ、ドドッドドドン!

 

Base:

 ボボボボボボボボボンボボーン、ブーン、ボボボボボボボボボンボボーン、ブーン、

 ボーンボーンボーン、ブイーン、ボンボンボン、ボボボボボ、ボーンボーンボーン!

 

Vocal:

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (←無言 ※イントロなので。笑)

 

観客:

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン(←ありがたい手拍子)

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン(←そして、徐々にフェードアウト。苦笑)

 

 

 

 

どうです? 雰囲気が伝わったでしょうか?

 

 

 

えっ?

 

 

 

伝わらない・・・? (^^;

 

 

 

では、特別に、ここからは映像でお届けしましょう!(←最初からそうしろって!)

 

では、どうぞ!(お馴染みのYouTubeです)

 

(注)下の画像中心部にある再生ボタンをクリックすると始まります。PCによっては2回クリックしないと始まらない場合もあります。

   もし下の画像が表示されていない人は、自力でYouTubeから検索してください。(http://jp.youtube.com/)
 

1曲目は「Rolling Star」

 

緊張してるのかしてないのか良く分からない状態で1曲目終了。

この曲は昨年のジャズフェス、そして12月ライブでもやっていて、どちらもいまいちだったが、今回は最高の出来か?!

 

 

そして2曲目は、「スロウ」

ボーカルmeyちゃんも気持ち良さそうに歌ってます。観客の反応も良い。(多分)

オレもようやく落ち着きを取り戻し、会場を見渡すとあの広い客席の約9割は埋まっている。もちろん1階席だけだが・・・(笑)

いやぁ〜、こりゃあ気分いいわ。

 

そして3曲目 「mommy’s back?」

会場のお客さんもノリノリ(?)。おー、楽しいねぇー!

なんて思ってたら、最近不安を感じていた箇所でやはりミスった・・・。(苦笑)

っていうか、指がいまいち動かない。

やっぱり緊張してたんだね・・・。

 

そして名残惜しいが、いよいよ最後の曲、「キライチューン」

 

 

間奏ではステージ前面に出るオレとくぼちゃん。(注)以降は静止画です。クリックしても何も起きません。笑)

スポットライトが眩しい。気分最高!そして、若干走ってます、オレ・・・。(^^;

ドラムスtkは借り物シンバルを壊すんじゃないかと心配するほどの破壊的ドラミング。

そして、ベースくぼちゃんは・・・・、ピッキング空振りしたらしい・・・(笑)

 

こんな感じでライブ終了!

特に大きなトラブルもなかったし、最高に気分が良かった!

 

いいねぇ〜、リップス!(←自画自賛)

若い奴らにゃ負けないよ!(←しつこい年寄。笑)

 

演奏終了後、この日ゲストで来ていた、あの直訳ロックで一世を風靡した「王様」にも褒めていただきました。

いやぁ〜、楽しかったぜ。

 

バンドのみんな、お疲れさん!

そして最後に、本イベントを企画開催した島村楽器様、対バンしていただいたバンドの皆様、そして多くの友人達、 会社関係の皆さん、

その他初めてライブを観てくれた皆さん 、本当にありがとございました。

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Written by ken(Guitar担当&サイト管理人)

photo提供:素晴らしき仲間たち