１月にＺＥＰＰでＬＩＶＥをやって以降、年度替りの忙しさもあり完全にバンドは休業状態になっていた。
練習をやらないどころかメンバーにも何ヶ月も会っていないという有り様・・・。まぁ、いつものことではあるが・・・。
そんな中、高校時代からの友人Ｓｉｄ君（仮名）からライブ告知のメールをもらった。
Ｓｉｄ君は実は、我がＬｉｐｓ！の前身バンドおよび、Ｌｉｐｓ！結成当初のリーダであった男だ。
結成してすぐに諸事情により脱退したのだが、我がバンドの歌姫ｍｅｙちゃんをスカウトしてきたという
偉大なる功績を残した男である。
Ｓｉｄ君： 「今度、勾当台公園でＬＩＶＥやるんだけど、都合よければ観に来て！」
オレ： 「えっ？それってどんなイベント？うちのバンドも出演させてもらえない？」
ライブを観に来てと誘われているにもかかわらず、ライブに出させてくれと強引に頼むオレ。。。
生来、謙虚さを持ったオレであるが、このずうずうしさは、社会の荒波にもまれ、年齢とともに培われてきたものであろう・・・。（苦笑）
そんな訳で、イベント企画者でもないＳｉｄ君にとってはいい迷惑だったろうが、とにかく参加させてもらえることになった。
それから２，３回スタジオ入りして、いざ本番当日。
あまりに急仕上げで不安を抱えていたので、今回は知り合いもほとんど呼ばないシークレットライブだ！
呼んでも来ないという噂もあるが・・・（笑）
場所は、勾当台公園野外音楽堂。
仙台アマチュアミュージシャンにとっての聖地である。（多分・・・）
古くはアマチュア時代のハウンドドッグもここでＬＩＶＥをやっていた。
オレにとっては初めてのステージであったが、そんな場所でライブがやれるのは非常に楽しみであった。
我々の出番は４番目。
１番目はギター＆ボーカル、パーカッションのブルースユニット。
２番目はブルーグラスのバンド。
３番目はＳｉｄ君のバンドであり、エリッククラプトンやイーグルスなどの大人の洋楽をやっていた。
主催者バンドはロカビリーらしいし、どうやら全体的に大人のバンドの集いのようだ。
う〜ん、あきらかに我々のバンドは場違いである。（苦笑）
もちろん、年齢的には負けていないが、やっている音楽が・・・・・（＾＾；
そんな不安を抱えつつもいざ我々の出番がやってきた。
今回のセットリストは以下のとおり。
リルラ・リルハ
Ｒｏｌｌｉｎｇ Ｓｔａｒ
スロウ
黒毛和牛上塩タン６８０円
タイムマシーンにお願い
キライチューン
リルラ・リルハは結成当初２〜３回やっていたが、今回ひさびさにやってみようということで３年ぶりの復活である。
多少ミスはあったものの、ひさびさにしてはまぁまぁの出来か？
その他はあまり変わり映えのしないナンバーであるが、「タイムマシーンにお願い」は今回初めてやった曲。
女性Ｖｏｃａｌのバンドのうち約２割がレパートリーにするといわれる名曲（←本当か？！）であるが、我々がやったのは、
オリジナルのサディスティックミカバンドバージョンではなく、木村カエラバージョンでもなく、どこかのインディーズバンドがやっていた、
映画「下妻物語」のバージョンである。
いつものように今回のライブ映像を観たが、これがなかなか秀逸の出来栄え！
ギターソロのミスさえなければ。。。（笑）
Ｖｏｃａｌメイ嬢は病気のため前日まで高熱にうなされていたらしいが、さすが歌姫！気合で歌いこなしてくれました。
全体的には、ひさびさの割には、緊張感もなく楽しく、それなりの出来だったのではないだろうか・・・？
観客の皆さんも楽しんでくれたようです。
バンドのみんな、お疲れさん！
そして最後に、本イベントを出演交渉してくれたＳｉｄ君、そして主催者バンドを始めとする対バンしていただいたバンドの皆様、
そして多くの友人達、 その他初めてライブを観てくれた皆さん 、本当にありがとございました。
さぁー！次回は定禅寺ストリート・ＪＡＺＺフェスだ！
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