2010. 8.7 at Wedding Party
(Lips!ライブ日記 番外編)
− Set List −
☆★☆ 第一部 ☆★☆
ハナミズキ
☆★☆ 第二部 ☆★☆
終電マスター
ありあまる富
2010年8月7日。
この日は当バンド、Lips!のデビューライブ5周年記念日であったが、この日はさらにめでたい日となった。
そう、当バンドのボーカル担当、mey嬢の結婚式が行われたのである。
結婚式の模様。
↓
指輪の交換をしているところです。
もちろん、嘘です。(笑)
本当はこんな素敵な感じで行われました。
↓
ありがたいことに、バンドメンバー(楽隊の野郎ども3人衆)も披露宴に招待された。
そして、披露宴での余興という大役も依頼されたのである。
余興といっても、マジックショーをやる技術もないし、ここは無難に歌にしよう!と決めた。
いつもはベースを担当しているKUBO−Chanとオレがアコースティックギターを弾き、
カラオケ道場・初段のドラムス担当:tkがボーカルを担当することにした。
まず、オレ達3人は、mey嬢には内密に選曲を開始した。
しかし、あまりめでたい曲も知らないので、インターネットという強い武器に頼ることにしたのだが、
その結果、以下のような希望にぴったりのサイトを発見した。
★ 自分の結婚式で友達に歌って欲しい歌ベスト10 ★
1位 乾杯 (長渕 剛)
2位 CAN YOU CELEBRATE? (安室 奈美恵)
3位 Best Friend (Kiroro)
4位 永遠とともに (コブクロ)
5位 結婚闘魂行進曲「マブダチ」 (氣志團)
6位 てんとう虫のサンバ (チェリッシュ)
7位 3月9日 (レミオロメン)
8位 らいおんハート (SMAP)
9位 ハナミズキ (一青窈)
10位 抱きしめたい (Mr.Children)
★ 友達の結婚式で歌ってあげたい歌ベスト10 ★
1位 乾杯 (長渕 剛)
2位 CAN YOU CELEBRATE? (安室 奈美恵)
3位 てんとう虫のサンバ (チェリッシュ)
4位 Best Friend (Kiroro)
5位 世界に一つだけの花 (SMAP)
6位 Story (AI)
7位 3月9日 (レミオロメン)
8位 ハナミズキ (一青窈)
9位 永遠とともに (コブクロ)
10位 ハッピーサマーウエディング (モーニング娘。)
おー!根強い人気だなぁ〜、「乾杯」と「てんとう虫のサンバ」は。
それにしても、「乾杯」は分かるにせよ、「てんとう虫のサンバ」なんて今の若者たちは知ってるのだろうか・・・?
まぁそんなことはどうでもいいとして、
「よ〜し、じゃあ「乾杯」はいかにもって感じで嫌だから、2位の「CAN YOU CELEBRATE? 」にしようかな!」
と思ったのはウソで(笑)、いい曲で弾き語りにも良さそうな、「永遠とともに (コブクロ)」を候補として考え、
ボーカル担当tk(本職ドラムス)に打診した。
tk:「あ〜、その曲知ってるよ。でも、なんかクサすぎて歌いたくねぇーな。」
相変わらず一筋縄ではいかない男である・・・。(苦笑)
tk:「らいおんハートはどうだ?」
オレ:「ギターとリズム感が難しすぎて弾けねぇーよ」(←恥ずかしながら、一応オレはギタリストである・・・。苦笑)
「じゃあ、ハナミズキはどうだ?」
tk:「おー!いいねぇー!徳永英明バージョンで頼む!」(←アコギだけなので絶対に無理。苦笑)
「でも、あの曲って不倫の曲じゃねぇーの?うちの会社の子がそんなこと言ってたぞ」
オレ:「いや、だって結婚式の定番ソングランキングに入ってるんだからそんなことないだろ?
まぁ、一応、調べてみるよ」
インターネットで調べたら、この曲は、父親が娘に送ったメッセージソングであった。
無事、懸案は解決。
こんな感じでようやく曲が決定しました。
たかが余興とはいえ、アマチュアながらも一応ミュージシャンのはしくれ、そして同じバンド仲間として
mey嬢に恥をかかすわけにはいかない。
ボーカル担当tkは、7月に東京へ転勤になっていた為めったに会えないし、まずはバック演奏を固めようと、
オレとKUBO−chanだけでカラオケボックスで何度か練習を繰り返した。
(2名であえばスタジオに入るよりカラオケボックスのほうが料金が安いのだ。フリードリンクだし。(笑))
本番の2週間前にようやくtkが合流し、歌入りでの練習を行った。
これはその時の貴重な練習映像だ。(毎度おなじみ、YouTubeで公開です)
↓
ボーカル担当tkは奥のほうでこっそり歌ってます。
事前にmey嬢から、「余興で必要なものある?」と聞かれていたので、マイクとスタンド、椅子を頼んでいたのだが、
ボーカル担当tkは、それらに加え、
「マイクのリバーヴ(エコー)強めに!」
という訳の分からない注文をしていた。(笑)
さらには、我々3人は、前日にもカラオケボックスに入り、最終リハーサルということで、本番さながらに
ビールを飲みながら入念な練習を行ったのであった。(笑)
そして、本番当日。
披露宴が開始され、主賓の挨拶、そして乾杯を行ったあと、式場のスタッフが近寄ってきた。
スタッフ:「そろそろ余興の出番ですので準備してください」
な、なんと!
mey嬢から一番目にやってもらうという話は聞いていたが、こんなにすぐ出番が来るとは?!
まだ、ビール一口飲んだだけです。
「あと一口だけ飲ませてください」と訳のわけらないことを言って急いでビールを飲み干し、そそくさとクロークへ
ギターを取りに行くオレとKUBO−chan。(笑) (ボーカル担当tkは事前準備不要)
チューニングを終えて披露宴会場へ戻ると、今度はスタッフが入り口で待てと言うではないか?!
オレ:「えっ?どうしてですか?」
スタッフ:「司会者の紹介とともに入り口から入場してもらいます」
どっひゃー!
それじゃ、まるでお色直し後の新郎新婦入場か、あるいはプロレスラー入場みたいではないか?!
そして司会者の紹介とともに約150人もの人の拍手を浴びながら会場を歩く我々・・・。恥ずかしいぃー!
そんな恥ずかしさにやや舞い上がりながらセッティングを行い、余興スタート!
※残念ながらこの時の写真や映像はありません。
アコースティックギターなのでほとんど音が聞こえなかったが、途中からmey嬢も一緒に歌ってくれて、
おおいに盛り上げてもらいました。(笑)
本日の主役である新婦に、逆に盛り上げてもらう余興チーム・・・。
全然、ダメじゃん!(><)
まぁ、とりあえず余興も終了し、飲み食いしながらプチ反省会。(笑)
KUBO−chan:「俺、途中で全然違うコード弾いてました。。。」
オレ:「あっはっは、オレなんて、ギターのマイクスイッチが OFFになってたよ。笑」
まぁ、もう忘れよう。今日はめでたい席だからすべてが許されるのだ!(←自分勝手な奴)
そんなこんなで、美味しい料理と美味しいお酒を飲んで披露宴も無事終了。
さぁ、次はライブハウスで行う2次会だ!
ここでは、mey嬢も参加していつものバンドスタイルで2曲だけのミニライブをすることになっていた。
そのため、二次会用機材を取りに、オレだけそそくさとタクシーで一旦帰宅。
今回、オレは二次会に向けて、昔使っていたギターをパーティー仕様にプチ改造していた。
プチ改造前
↓
そして、プチ改造後
↓
そう、ステッカーを貼っただけです・・・。(笑)
しかも、アメリカ合衆国の国旗は別にパーティーとは関係ないのだが、何故かパーティー風だと思ってしまった。
何故そう思ったのかをオレ的に分析すると、
「アメリカ映画」 = 「必ずといっていいほどパーティーシーンがある」、つまり、「アメリカ」 = 「パーティー」
という図式がオレの頭の中にあるのだな・・・。まったく幼稚な発想である。
それにしても、このギターをライブで使うのは恐らく数十年ぶりだ。
何せこのギター、高校一年生の時にスーパーでバイトして貯めた金で買ったものなのだ。
2年くらい前にピックアップ交換の改造をしているし、一応、ちゃんと鳴ることは確認済み。
そんな思い出のギターを抱え、二次会会場へ向かった。
途中、ドラムスtkとベーシストKUBO−Chanと合流し、会場へ。
他の出演バンド行っていたサウンドチェックを見ながら開始を待っていると、二次会幹事から、
「そろそろ出番です」と言われた。
な、なんと!
mey嬢から一番目にやってもらうという話は聞いていたが、こんなにすぐ出番が来るとは?!
(あれ?上のほうでも書いたな、これ。苦笑)
まだビールも飲んでません。(笑)
しかし、そそくさと準備をし、ステージへ。もちろんリハーサルはありません。
軽く音出しして準備完了。あとはPAの人がうまくバランスをとってくれるだろう。
今回のライブは結婚パーティーなので、派手に始めようとメンバーと話し合っていた。
そんな訳で、準備していったものがこれ。
↓
紅白のバズーカ砲クラッカー。by ドンキホーテ (注意!こんなに綺麗には飛びません。笑)
そして、会場のみんなには小さな通常のクラッカーを配った。
さぁ、バズーカ・クラッカーを派手にぶちかまし、宴のスタートだ!
※今回の画像はライブDVDをデジカメで撮影したものなので写りが非常に悪いです。。。
1曲目は、これがライブ演奏は3回目の「終電マスター」!
3回目の法則にのっとり、ようやく良くまとまってきました。
2曲目は、「ありあまる富」。
しっとりしたスローナンバーでライブを終えたのは初めてかも?
たった2曲だけだったけど非常にリラックスして楽しく出来ました。
また、お客さんもみんなmey嬢の知り合いだし、酒も飲んでいるので会場の雰囲気も良かったです!
観てくれた人にも楽しんでもらえたかな?
後日、KUBO−Chanが製作してくれたDVDを見たのだが、リハーサル無しにもかかわらず
音のバランスも良かったし、演奏もなかなか良かったです。
我々も相当ライブ慣れしてきたのではないだろうか・・・?(←出ました!自画自賛野郎!笑)
その後は、他のバンド演奏を見ながら浴びるように呑んで、ヘトヘトになりながら帰宅の途につきました。
この日は10時間くらい飲み続けてたなぁ・・・。
最後に、
meyちゃん、そして旦那のヨッシー!ホントおめでとー!いつまでもお幸せに!
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Written by ken(Guitar担当&サイト管理人)
photo by サイト管理人