水位センサーという部品が水抜きのたびに破損するようになってしまった。
山小屋に行くたびに修理業者を呼んでみてもらうが、部品を交換するだけでらちがあかない。
原因調査もしてもらいたいのだが。
1) 1回目の交換(2007,3,9)
循環ポンプ修理の際、水位センサーも凍結させ水漏れを起して交換した。
修理が夕方暗くなるころなので、それまでに凍結してしまったのだ。
この時間になると流れた水が次々と凍ってしまう。
2) 2回目の交換(2007,12,15)
3月の寒さでは何事もなく無事過ぎてひと夏越え、晩秋11月に水抜きをして12月に山小屋にやってきた。ところが風呂を沸かそうとすると給湯器から水が漏れている。 カバーを開けると水位センサーからだ。
”またかいな!”と修理業者に電話、水位センサーを交換してもらった。
修理業者によれば、この水位センサーなる部品が凍結して壊れるのが一番多いとか。
水抜きが難しい部分というが、専門的知識の無い普通の人が普通に水抜きして問題ないように作って欲しいと思う。
修理業者は”さらに何度も破損するようならメーカのお客様相談室へ電話して下さい”と。
もう面倒見られない?
3) 3回目の交換(2008,2,7)
次の訪問は2ヶ月ほど空いて2月初めの3連休、今回はお客様が来るのでお湯が出ないでは接待できないからと考え、修理の余裕をもって数日早く訪問。
おそるおそる給湯器を運転するとやはりびしょびしょ水漏れ、やれやれ修理業者に電話だ。
翌日修理にきてくれた。今回は茅野のいつもの業者ではない。八ケ岳近辺は修理の要請が多いとかで松本から別の業者が応援でやってきた。
あちこちで凍結しているのは機器に問題があるのではと疑いたくなる、まったくもう!
親切な人だったが今回も部品を交換するだけ、原因不明のままではまた破損するのではないの?
私のマニアルを読んでもらい確認、水抜き作法には問題ないとの判断で、どうしようもない。
今回は破損した水位センサーなるものを受け取っておいたので、どこが破損しているのか分解してみた。配管に取り付ける部品と本体の電子回路から構成されている。
接続部分にはパッキングが挿入されて漏水を防いでいる。
水位センサーは水圧を検知して風呂の水位レベルを判断している。
人間の鼓膜みたいな検知器があって、そこまでの穴には通常オイルが入っていて水が入らないようになっているそうだ。
どこが破損しているかキズは見えない。
4) お客様相談室に電話
修理業者では解決は難しいと判断、業者の言うようにノーリツのお客様相談室に電話する。
”水位センサーの故障について何度も壊れるような事例は無いか”と聞いたが”ありません”と。
大変困っていることを伝えた。”もう一度修理業者を向かわせます”とのことだが、調査はしているのだけど?
仕方無しに、業者に模範的水抜きをしてもらおうと考えて、私が帰る日に来てもらう事にした。
当日は昼頃から大雪、業者は途中まで来てくれたが、山は積雪が15cmを越え帰りが危険なので今回は中止した。
次回の山小屋訪問は3月、その時また破損するならしっかりした対策を取って欲しいと思う。