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2006年10月18日 黒部ダムに出かけた。
山小屋にやってくる友人達に誘われて黒部ダムまで行くことになったのだ。
紅葉は終盤であったがよい天気で雪を乗せた立山もよく見えた。
実は2週前の10月初め、もみじの立山に登ろうと計画していた。大町側からトロリーバス、ケーブルカーと乗り継いで室堂に一泊、翌日立山に登るお金のかかる観光ルート、幸か不幸か天気が悪くあきらめた。
5時に千葉を出たという友人の車に富士見の高速バス停で待ち、8時過ぎに便乗長野道を走り豊科ICで降りる。
犀川沿いの信号の少ない北アルプスパノラマラインを北上して大町へ。
大町アルペンラインをしばらく走り、黄色に色づいた山に入っていくと黒部ダムへのトロリーバス駅、扇沢はすぐだ。
扇沢へは9時40分着、富士見から1時間30分で着いた。山小屋から以外に近い。
扇沢の駐車場は傾斜に沿って4段になっている。上2段は有料1回1,000円、下2段は少し遠いせいか無料、この差は大きい。まだ空きがあったので当然下の駐車場に停めた。
トロリーバスはダムまで往復2,500円、4台のバスが一度に出発、全線1車線のトンネルなので途中のすれ違いスペースで下りを待つ。この時間、下りのバスには誰も乗っていない。
16分でダムに到着、すばらしい展望が待っていた。
雪を乗せた立山と山の紅葉がすばらしい、建造物のコンクリートもまわりの山々に埋もれてそんなに違和感が無い。
ダム上を横切って対岸に渡り、湖岸に作られた遊歩道をしばらく歩く。
山の紅葉は終わりに近く葉が落ちたり茶色が濃くなったりしているが、所々にある紅葉が真っ赤できれいだ。
ダムのはるか向こう、山あいに雪山が見えたが後立山連峰の唐松岳・白馬岳らしい。
ダム湖の遊覧船に乗ってみた。定員80名の小さな船だが馬力はあるらしい。
湖を上流に向かって15分走り帰って来る。湖上から見た山の紅葉と雪の立山はまた楽しかった。
大観峰に向かう豆粒のようなロープウェイが動いていたが、立山登山の次の機会には乗ってみよう。