木枝を薪に


2007年2月

 家の庭に1年半積んであった木の枝を薪に切ることにした。
青いビニールをかけてあるので見っともないと非難の目線を感じる。
早く切って薪束にしたいのだが、夏は暑いし蚊や虫が出る。
冬は寒いからと手を付けずにずるずる延ばしていた。
腐ったりカビが生えたりし始めたので思い切ってスタートすることにした。

 樹木の枝ばかりだが、さくら、くぬぎ、なら、しいなど薪材としては立派なもので太さも適当だ。
2005年5月、友人が近くの公園で樹木を剪定しているのを見つけ教えてくれたのだ。
早速見に行くと幹の部分、枝の部分、枝葉の部分と分けてあった。

 公園の樹木の枝作業中のおじさんにもらえないか聞いてみたら、何に使うのかと質問。
薪にすると言ってもなかなか信用してくれない。市内で薪ストーブなど使ったら近所迷惑だからそんな需要は無いだろう。
長野の別荘で使うと説明しやっと分かってくれた。
 
 太い幹の部分はチップにするため明日にも業者が取りに来るというので、枝だけ頂くことにした。
枝は短く切って焼却場へ運ばねばならないそうなので造園業者も助かるらしい。
トラックで我が家まで運んでくれることになってラッキー、とりあえず駐車場に置いてもらった。


チェーンソーで作業中 枝といっても結構太いが、割らなくてもいいので手間は少ない。
エンジンチェーンソーではうるさくて近所迷惑、電動を使って少しでも騒音を減らした。
長さ40cmくらいに切って持ち運び出来るよう直径25cmの束にする。

 束ねるには薪業者が作るように針金を使うのがやはり良さそう。
適当な太さの針金を買ってきて1m弱に切断、片側に円を作って薪10本くらいを締め付けるのだがしっかり締まらない。
動かすとゆるんでしまうのだ。まあ、車で運べれば良いので、これでもいいかと諦めたが、途中から気がついて、細めの木を打ち込んできつくすることに成功した。


塀の内側は薪置き場 毎日少しづつ作業して1週間、今年は晴天が続き、しかも暖冬なので作業するには助かる。
作った薪束は97束、2箇所に分けて積んである。
これを八ケ岳まで少しづつ運ぶのだが、1回に8束運んで12回分、今年中には運べるね。


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