海想友歌


夏の終わり 涼しい日々 満月の夜に 語り合ったわが友と
静かな海 波の音 潮風がほほをなでる 共に感じたわが友と

時の流れは止められない あの空に願いをたくしたとしても
歩き続けてきた道の途中 今宵僕らはここに集まった

街は夢を見始めている 明日は来ると信じて
友と過ごした1日を 心に残して
大空に咲く星たちが 明日は来るといっている
僕らに進むべき道を 教えてくれる

花びらが散る 小風の中 鳥たちが鳴いている はばたきもせず 立ち止まり

自分を見失った時には 全てが嫌になって強く生きられない
ささやかな音が聞こえる 叫び続けたわが友の歌よ

海を越えて伝えてほしい ただ1つの真実を
嘘をついては得られない 友という言葉を
世界をつなぐこの大空は 僕たちをつつんでいる
誰もが守るべきものを 大切にしている

静かに眠るわが友よ 地面に根をはる大きな花のように
強く大きく生きてくれ 一期一会で出合った友よ

海を越えて伝えてほしい ただ1つの真実を
嘘をついては得られない 友という言葉を
街は夢を見始めている 明日は来ると信じて
友と過ごした1日を 心に残して
世界をつなぐこの大空は 僕たちをつつんでいる
誰もが守るべきものを 
大切にしている 大事にしている 大切にしている


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