何処の釣り場にも常連と言われる輩が居るものだ、彼らはその釣り場をこよなく愛し

滅多に浮気もしない、したがって釣り場には精通してをり、季節、天候、水位等々

によってポイントの選定や釣り方の選択に長けており、常に安定した実績を残す

名付けて「六郷の池十人衆」として紹介する。初めてこの池を訪れた人は見かけたら

気楽に声をかけていただければ顔に似合わず親切な輩なのできっと価値あるアドバイス

大手保険会社を退職後へら鮒釣りに情熱を傾ける自他共に認める「六郷の主」雨さえ降らなければ決まって奥様手づくりのオニギリを持ってお昼頃現れて日没迄釣る毎日で、天気予報の特技があり中川予報として有名、晴れていても自分の予報を信じて出てこない事もある。年間釣り回数も実際はもっと多いかも知れない真冬でも結氷さえしなければ姿を見ることが出来る。

晩秋から春までは釣りは完全に休むが３月になると大工道具を手に池に現れて傷んだ釣り桟橋の修理をしたり、側溝の泥上げをしたりと釣り場の環境整備のボランティアには頭が下がる。

シーズンになれば９時頃悠然と古武士の風貌で池に現れて小太刀の冴えを見せてくれる。昨年あたりからダンゴ釣りの極意を会得したようだ。

熱烈な巨人ファンなので巨人の負けた翌日は野球の話はご法度ですぞ！！

シーズンになれば早朝から姿が見られる午前中だけ釣って午後からは碁会所に行くのが日課で冬季間は自宅の近くの「北上の池」に良く釣っている。

記憶力が抜群で数取り機が無くとも５０枚位までは判ると言う特技がある。結構ポイントを変えて釣っているが、魚のいる場所を感知する能力があるのだろうか

言わずと知れた六郷の首領（ドン）朝飯前に釣り、朝食後に竿を出し、午後から又釣ると１日に３回も竿を出す事もある。３Ｈ支部長として人望厚く又地域の役職等で、忙しい中で精力的に釣りにいそしんでいる。

ふまつげんのフイルドテスターが故に他社の餌を使用出来ないのが釣果に影響しているのか？冬期間は管理釣り場専門だが、シーズンとなれば六郷がホームグランド。

釣り歴は比較的浅いが六郷の池きっての理論家であり勉強家でもある。カッツケから底釣りまでダンゴから角麩の釣りまで何でも対応できるオールラウンドプレーヤーでその繊細な仕掛け作りはお見事、仕事柄夏休みが長いので真夏の六郷はお手のもの夕方から始めて夕まずめの釣りを楽しんでいる。

最近は冬場管理釣り場にも足繁く通っているがまだまだ発展途上の釣り人です。

ＪＲの愛称で親しまれている。ミニフィッチャーに腰掛けたスタイルは釣り場で目立つ、強い合わせで小ベラなら引き抜くこともあり、魚の唇だけを釣ることもあり、六郷では唇の傷んだのをＪＲベラと呼んでいる程の腕力の持ち主だが、人見知りしない性格で初対面の人とでも親しく笑顔で会話を交わす。

大工さんの愛称で呼ばれている棟梁、平日は竿も持たずに「釣れテッカネー」と缶コーヒー片手に早朝池に現れて評論家となる熱狂的な長島ファンで釣りの評論からいつしか野球の評論になってしまう。例会では段差の角麩の釣りで非凡なものを見せるのでかなりの手練れ者と言われている。早朝池に現れるのは徹夜麻雀の帰りだとの噂もあるが真偽のほどは判らない。

通称「ドニッチョー」と言われて土曜日と日曜日だけ竿を振る、現役バリバリの技術屋さんで休暇も取れない企業戦士釣りを始めて未だ日は浅いが限られた時間の中で釣りを楽しんでいる。

この池以外では竿を出したことがないと言う天然記念物のような釣り人です。あらゆる釣り方に挑戦しているが、非凡なものを持っている

釣り具店経営で趣味と実益を兼ねている幸せ者。サンプルの餌しか使わないとの噂もあるが多分嘘だろう、仕掛けなどは割と大雑把なのを見て釣り友が曰く「紺屋の白袴」と、「六郷の池」の所有者と釣り人の間のパイプ役として尽力を惜しまない。

この池がいつまでも自然豊かで、釣り人を楽しませてくれるように、放流の方もお願いいたします。

勤めがあり休日だけの釣りだったが今年は退職するので今まで以上に頻繁に池に姿を見せるだろう。

いつも決まった場所にはいるので古谷ポイントなる名前を残している唯一の人である。

キャリアは短いが地もとの愛好会にも入って居るので他の釣り場にも行くことが多くなったがやはりホームグランドだけに此の池が大好きだと言う。

以上独断と偏見をもって「六郷の池」十人衆の紹介としますそれぞれの好漢達よ