My Fish Library (第14回 2007 / 05 ) Yellow Barred Shrimp Goby |
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港の泥地はNormal Typeが多い。それにしてもでかい・・・。 |
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去年は1回しか更新していなかったこのコーナーだけど、今年はこれで2回目なので、まだましかなあとも思うが、それにしても半年に1回というのは少なすぎる。運勢学的にはあまりいい年ではないらしく、実際、自分の周りにはいろいろな悩ましいことが多かったが、こと「ハゼたち」との出会いの点では、素晴らしい一年だったのではないかと思う。 |
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ところが思いがけない巡り合わせというものはあるもので、Dive'sのスタッフである大介さんのBlogを見ていたら、前から気にかけていたハゼの写真が出ていて、それがLombokでも見れるらしい、との「ふり」でBAGUS Diversが紹介されていた。思わず、Bagus DiversのSiteを開き、そして驚いた。そこにはYBSGだけではなく、Four Blotch Shrimp Goby(ウシオハゼ)やオニツノハゼ、それから名前のついていないイトヒキハゼの仲間など、かなり際物の連中が「Lombokお魚図鑑」などというライトなネーミングでさらっと載せられていたからだ。そして「いるところにはいる」の典型がこれか、と思わんばかりにYBSG達はその巨大な体、鮮やかな体色、そして新たな発見ではあったが3パターンの色彩変異?(類似種ではないと思うのだが)という圧倒的な存在感で自分を迎えてくれたわけだ。 |
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港内にいるColour Variation Type#1 - 横縞がなく、Blueの斑点が体一面に光る |
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YBSG = Yellow Barred Shrimp Goby は学名 Cryptocentrus pavoninoides。イトヒキハゼの仲間では最大級の部類に入る。White Eye(イトヒキハゼ属の一種の1)もかなり大きめだが、YBSGは更に一回り大きい(15cmを超えるものもしばしば)。生息環境は基本的には泥地。シルト一歩手前くらいという感じだ。Bagus DiversのBoatが発着するトロコデ港から10分くらいのポイントにかなり通ったが、ここは彼らのコロニーという感じだった。他のハゼとしてはウシオニハゼやBlack -mast Shrimp Gobyなど。ここで見られるのはトップの写真のようはNormal Type と上の写真のようなVariation#1の2種。 |
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Color Variation Type#1の若魚@Sheraton Hotel Beach前 かなり黒っぽく感じる |
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そして最後に紹介するのは黄化個体(Color Variation Type#2)。これもSheraton Hotel Beach前で発見した。最初はフタホシタカノハハゼの黄化個体かと思ったのだが、背鰭のBlue Pointを見てYBSGの黄化個体だと判別した。 |
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