11月21日〜28日
  V Encuentro Latinoamericano de Arpa 

    (第5回ラテンアメリカアルパフェスティバル)

「アルパオリンピック」のような大きな大会がメキシコのクエルナバカという街で行われました。世界から招待された約60人のアルパ奏者達が集まりました。
水質汚染を回避しようと発足された団体の企画で行われた大会だったので、常に水のことがテーマになっていました。
アルパのオーケストラ
(クラシックハープ・アルパパラグアージャ・
アルパハローチャ)

日本からは、他に上松美香さんと森香織さんがこられていました。香織ちゃんは初めての大きな舞台ということだったけど、本番ではどうどうと弾きこなして本当に素晴らしかったです!!
現地では彼女にずっと通訳をしてもらい、本当にお世話になりました。香織ちゃん本当にありがとう!!これからもアルパずっと続けてね!
美香ちゃんは前回もこの大会に参加しており、さすがの貫禄で観衆を沸かせていました。オリジナル曲もたくさん演奏していましたよ。彼女の新しい世界を垣間見たような気がします。すごかった〜!いろいろ美香ちゃんとお話できてうれしかった!ありがとうね〜これからもよろしくね♪

私は一曲目に香織ちゃんと一緒に「ビーノブランコ」 を演奏し、2曲目からはセルソドゥアルテの息子さんのロドリーゴに伴奏をしてもらって、「アルフォンシーナと海」「ラ・ビキーナ」「メモリアス・デ・アジェール」「パハロ・カンパーナ」を演奏しました。外国の奏者に「心が伝わってきたよ」と言われて感激(ノ_<。)それだけでも、もうこのまま死んでもいいっていうくらい嬉しかったです。他にも私の師匠野中さんを初め、ルシアさん、日下部さんなど日本人で招待されていた方もいらっしゃったようですが、みなさん日程が合わなかったりお忙しかったりで、結局私たち3人だけだったのは残念でした。
会場セッティング中。大きな会場でした。
(写真左でこっそり練習しているのが私。右隣はマルティン)
出番前ぎりぎりの合わせ。「ロドリー来るの
ぎりぎりで間に合わないかと思ったよ〜(x_x)

外国からは、写真やCDでしか見たことのないような、アルパ界のトップ奏者達が来ており、一緒のホテルで寝食を共にしました。夢みたい〜〜(>_<)
有名なところでいうと、パラグアイからは、ニコラスカバジェーロ、マルティンポルティージョ。ベネズエラからは、ダリオ。フランスからはイスマエル(彼の音楽は名古屋の牧野将典くんに似てるんです!?)。アメリカからはアルフレッドロランドオルティス。メキシコからはセルソドゥアルテ、アルベルトデラロッサ、アウグストカスティージョ、などなど・・・。目の前でみられる大物達にずっと夢心地でした。クエルナバカ全体が選手村のような感じで、御飯を食べに行くのもみんなでバスに乗ったりしました。

一日のスケジュールはというと、朝は、先生クラスの奏者がレッスンをしています。昼からはコンサートが3部あります。一日の最後にあるコンサートが終わるのが夜の11時半くらいで、それからみんなで御飯を食べに行きました。時には、ホテルに戻ってから誰かがアルパを弾き始めるとその部屋に遊びにいって、朝まで演奏をし続けるという日もありました。本当に毎日ハードな1週間だった〜〜。ハードだったけど、凄く貴重な経験で、とても勉強になりました。世界の人はアルパでいろんなことに挑戦しており、ベラクルスのアルパでクラシックの曲も演奏したりしていました。アルパという概念にとらわれず本当にすばらしかったです。そうそう、パラグアイのニコラスは、「浜辺の歌」を、そしてカルメンアリシアさんはルシアさんの曲を演奏していましたよ☆カルメンから「メモリアスを教えて」と言われて教えてあげたので、きっとパラグアイで私の曲も演奏してくれるのかな〜。(笑)

演奏後にみんなでタコスやさんに

とまあ、フェスティバルの報告はこんな感じで、また旅行記としてMemorias de Ayerのコーナーで、写真も含め追々ご報告させていただきますネ。

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