しぃーさんいらっしゃい

kava用意して待ってたよ

しぃーさんが来たぞー

アキラはカッコイイ!

カバの時間

セレナーデス&ラムジー

毎晩22時開店

と、まあ、こんな感じで毎晩盛り上がってしまいました
左端がシリロさんで朝から晩まで冗談言ったりしてマタマノアではとても楽しい時間を過ごすことが出来ました
右から2人目はラムジーさん、大柄で強面ですがとてもやさしい方です、日本語が少し喋れます


それでは、少しずつですがフィジーマタマノア旅行記の始まりです

2007年7月28日(土)

ハラハラ・ドキドキの巻

仙台発11時40分MAXやまびこグリーン車24番D席にいつものように着座、仙台駅は夏休みに入って旅行に出掛ける人がたくさんいました。
 2時間ほどで東京駅到着、地下のNEX乗り場へ、ここに来ると大きなスーツケース持った人や外国人が多くなるので、だんだん旅行気分が盛り上がってきます。
 15時30分ごろ第2ターミナル到着、そのまままっすぐGカウンターに向う、まだチェックインまで時間がありましたがすでに3組の方が並んでいました。
 カウンターのメッセージボードを見ていると、「出発は16時50分、搭乗ゲートは16時45分に締め切らせていただきます」のサインが、「おー定刻より10分早く出発とは?でもフィジータイムであらかじめ早めの時間設定か?」
カウンターが開き一番乗りでチェックイン「左側の窓側席お願いします、翼より前の席で」

「翼より前の席ですね、わかりました」「本日のフライトは定刻より10分早くなっているので、早めにコンコースへ移動してくださいね」と日本の航空カウンターはサービスがいいなぁー
 
 出発ロビーの入口両替で1万円フィジードルと交換、今回のレートは86円でした、昔と比べると円安になってるなーとつくづく実感、その後4階のショップに行き「椎名誠」の本を1冊購入してあとは用事が無いので早めにコンコースに向うことにしたのだが、「行列?何?これ!」「ギョエーッ!イミグレから出発ロビーまで行列が出来てるゥー!」
 仕方ない並ぶしかあるまい、イライラしながら並ぶこと40分やっとセキュリティチェック通過、これじゃーあと1時間はかかりそう、ヤバイ間に合わないかも〜
 なんとかイミグレ通過したのが16時45分、もうゲート締め切ってんのかな〜こんなところで「乗り遅れたのでいけませんでした」なんてしゃれになんないよな〜
 やっとゲートに着くと「あれ?FJの機体がない〜やっぱ乗り遅れた〜」あわててゲートのお姉さんに「FJ303便は?」と聞くと「ただ今機内へご案内中です」「本日は機材点検のためカンタス航空機にご搭乗いただきます」ちょっと買い物する時間がありますか?「まだだいぶ搭乗されていないお客様がおりますので10分程度なら」やっぱりイミグレで足止めされているのか待合ロビーにもあまり人がいませんでした。
 売店でミネラルウオーターと茎ワカメ・ベビースター大人の味を購入してイザ機内へ!
 と、その時歴史が動いた「あら〜しぃーさんですよねー」「お〜原さんではないですか〜」原さんとは昨年のフィジーで現地案内をいてくれた方でFJのCAです、「今年も来ちゃいましたーハハハー」
 なんとか全員が揃い、機体のドアが閉まり、離陸したのは1時間遅れの19時50分ごろでしたー
 こんなところで和製フィジータイム味わうとは、心臓に悪いですー・・・トホホ。。

2007年7月29日(日)

クルージングの巻

 フライト時間は約8時間30分、とは言っても機内食が2回出るのでなかなか眠ることが出来ずうとうとしてる間に「当機は間もなくナンデイに到着します・・・現地時間は7時15分ごろの到着となります」30分遅れかー、デラナウマリーナ9時出航なのに間に合うのかなー・・・

 イミグレをスムーズに通過し1階の税関へ、その前に免税店でフィジービターを1パック買い込み、スーツケースを持って税関へ「食料品持込の申告してますがどれですか?」あっ!しまったと思いましたが、とっさに成田で買ったベビースター大人の味をバックから出してすんなりOK!フィジーは食料品の持込が厳しいのでハラハラドキドキです
 スーツケースのよっちゃんイカは無事に通過することができました
 税関を抜けると各ツアーのエージェントがプラカード持っていました
 キョロキョロしていると「しぃーさんですよねー」「ご案内しますA・T・Sと申します」はいよろしくお願いします
 30分ほどしてマリーナ出発のお客さんが揃い、大型バスで出発しました
 バスの中で係員の方がいろいろ説明してくれました、5組のお客さんがいましたが、私以外は皆さんマナ島に向うようでした
 マリーナには出航10分前に到着してなんとか間に合いました
 7月からマタマノアへは直行便が就航されていて、写真手前の「クーガー」に乗り込むことに
 今年もキャプテンラウンジを予約したので快適な船旅の始まりです
 




 マナ島方面に向う「タイガーW」と同時刻に出発なのでしばらく併走しながらのクルーズです
 出航して30分、女性クルーの方が「飲み物何にいたしますか?」と聞きに来ます、私は「コーヒー、ワンシュガー」お願いします
 テーブルにはクッキーが置いてあり好きなくらい食べれます、やがてコーヒーが届くと女性クルーが「日本からですか?トーキョー?オオサカ?」いいえセンダイですと言ったら「タナバタ?」おお〜タナバタ知ってるんですか〜「フィジーは初めてですか?」5回目になります、この国は素晴らしい!「私の国を愛していただいてとても嬉しいです、楽しい旅を祈っています」



空は半分怪しい天気となってきましたが、マタマノアの方は快晴のようです
 途中ビーチコンバー、トコリキ島にお客さんを降ろし、出航から1時間30分いよいよマタマノアが近づいてきました
 

再会の巻

 マリーナを出航して1時間30分、ちょうど10時30分ごろマタマノアに到着しました
すでに、沖合いで迎えのボートが待機していました、「ラムジーは居るのかなー、スリやシリロ、ベンさんは今でも島にいるのかなー」
 クルーザーが止まり、ボートがスルスルっと近づいてきました、最初に荷物を載せ、続いてゲストが乗っていきます、私は一番最後、そっとボートに近づいた時「ハァ〜イしぃー」「おおお〜ベン」しばらくお互い驚いて固まってしまいました、がっちり握手!
 陸に近づくと、セレナーデスのメンバーやパトリック、女性のスタッフが歌いながら出迎えてくれました
 パトリックともがっちり握手して再会を喜び合いました

 バーカウンター前で宿帳に記入して、部屋に案内してもらいました、今回もやっぱりホテルルーム、31号室になりました
 昨年部屋を確保できなくてビーチブレにしましたが、一人では広すぎたので、やっぱりこの部屋がぴったりです
 荷物を解いて、いろいろ整理しているうちにもうお昼、あちこちぶらぶらしてからレストランでサンドイッチ、「あーやっぱりここはいいなぁー」
 と、その時歴史が動いた、プールサイドを昨年お会いしたピアース夫妻が歩いていきました、よし、脅かしてやろうと思いビーチパラソルの上から「ウオーレン、キニーご機嫌いかがー」と声かけました、そしたら「おーしぃー、びっくりしたよー、何時来たんだい」今朝来ました「元気そうだねまたあえて嬉しいよ」「今年ももよろしく」こちらこそ、もしかしたら居るかも知れないと思ったけど、また会えて嬉しいです

 さっそく、「百万ドルのリーフ」を見にいこうと思いましたが、かなり潮が引いているのと、長旅で疲れが溜まるといけないと思い、プールサイドで昼寝することにしました
 風がペパーミントのようで照りつける日差しにベストマッチ、やっぱりマタマノアはいいなぁー、としみじみつぶやくのでありました

カバタイムの巻
 ハッピーアワーは18時から、部屋に戻りシャワーを浴びて準備オケー、でも時間がまだ早いのでテラスでビールを飲むことに、つまみはベビースター大人の味、夕暮れ時のビールは最高でした。
 一缶飲み干し時間になったのでバーへ向いました、するとマタマノアセレナーデスが入口のところで待機していました。
 あっ!シリロー!「おー!しぃー」また会えて嬉しいよ、「元気そうで良かった良かった」「いつまで滞在するんだい」金曜日までいるからよろしく。
 などなど、がっちり握手して再会を喜び合いました。
 カウンターにはすでにウオーレンさんが陣取っていました、まずは再会を祝して乾杯!
 久しぶりに聞くシリロの歌でビールも進みました。
 マタマノアのバーはちょうど施設の真ん中にあるので、ゲストたちの社交場になります、初対面の方でも声掛け合いながらいろいろな話題で盛り上がります、私もいろんな国の方とお話することができました。
 ハッピーアワーも終わり19時30分からいよいよディナータイムです、入口に行くとスタッフが案内してくれますがシリロが「ココ、ココ」と席を指定してくれました、そこはセレナーデスが唄う場所で歌を聴きながら食事するのには特等席でした。
 マタマノアの食事はシーフードが美味しいのでアラカルトからオーダーしました、ボリュームがあるので単品で十分です。
 20時30分からいよいよブラタイム、まずはスタッフ一同で賑やかな「ニサブラ」の歌で幕開けです、つづいて今日到着した新しいゲストが紹介されます、紹介されるたび「ブラ!」掛け声がかかります。
 そして、ブラタイムの最後は明日出発する人の名前が読み上げられスタッフ全員が並び「イサレイ」が合唱されます、私はこの歌が大好きでいつも目をウルウルさせながら聞いてました、ほんとうに心に響く歌です。

 食事も終えてまたバーで飲みました、セレナーデスも戻ってきて休憩、今度はなにやらバーの前に陣取りカバを作る「タノア」が準備されていました、シリロが隣に座れというので隣に座りましたがこれではメンバー
の一員のようなものです、でも彼はカバを飲み交わしたかったようでした。
 やがてカバが作られ回し飲みが始まりました、私も1杯2杯と飲み干しました、そのたびシリロや他のメン
ーとがっちり握手。
 到着初日から楽しい一日となりました。
2007年7月30日(月)
タンブア島の巻
 本日も晴天いたって穏やかな日です、今日はタンブア島に行ってみることにしました。
 タンブア島はマタマノアのすぐそばにある大きな島です、ここの集落に行くのが楽しみでした。
 この日はピアース夫妻と一緒、3名だけのツアーでした。
 マタマノアを出発して15分タンブア到着です、干潮のため陸から離れたところにボートを止めて、水の中をしばらく歩いて上陸、スタッフが島をいろいろ歩いて案内してくれましたが、私たちはリピーターなので散歩もそこそこにお茶することになりました。
 島の集会所のようなところにゴザ敷いて、レモンツリーのお茶とパンケーキをごちそうになりました、スタッフは持ってきたカバ飲んでました。
 島の女性たちが集まり、ミニマーケットが始まり、私はカメ柄のパレオを購入、安いわけではありませんが、女性たちと会話するのがとても楽しかったです
 集会所に戻ってゴザの上にごろ寝、なんとものんびりしていて気持ちい時間を過ごすことができました。


 タンブア島から戻ってすぐ、シュノーケルに連れてってくれるというので、準備しに部屋に戻ろうとした時、遠くから大男が歩いてきました、もしかしたらラムジー?
 「ハーィしぃーさん」「何時来たの?」・・・あとは想像で
 シュノーケルは島の反対側の岩場に行きました、去年行ってみたいと思ってたところでした。
 海に入ればやっぱり・・・珊瑚の森です、元気モリモリの珊瑚がぎっしり、やっぱりマタマノアはこれだよこれ。
2007年7月31日(火)〜8月1日(水)
雨のマタマノアの巻
 31日は午後から雲行きが怪しくなり、3時ごろから雨が降り出しました。
 南の島を旅していて始めての雨降りです、でもなかなか雨も絵になってくれていいものですね。
 この日は午後2時ごろから、ラムジー先生のフィジー語講座に参加しました
 まず、数の数え方や基本的な言葉のレッスンからはじまり、つづいて応用編、意外と発音が難しく長い文章になると舌を噛みそうでした。
 残念だったのは、せっかく黒板に書いてくれたのに、紙とペンを持っていかなかったことです、ガイドブックにないような言葉が結構ありました、いつかまたチャレンジしようと思います。


 左の写真はラムジーさんが一日のスケジュールを書いているところ、雨が降ってしまったのでスケジュール変更です。
 この日初めてイタリア人のマテオ君とマルコ君に出会いました、シリロやラムジーととても仲が良くて私もゲームに参加させていただくことになりました。
 この時マテオ君がラムジーのことを「ビッグバナナ」と呼んでいたので、可笑しくてツボにはまってしまいました。
 この日神奈川から来たご夫妻が近くにいたので、いっしょに誘いました。






 1日、朝から雨模様の天気、部屋で持参した「梅コンブ茶」を飲み、ラジオから流れるフィジーミュージック聴きながら、本を読んでいました。
 時々バーヘ様子を見に行きましたがだれも集まっていません
 昼過ぎ頃ようやく雨も上がり低い雲もだんだん少なくなってきました、海はまだ波が高いので入れそうもありません
 そこで思い立ったのが「マタマノア山」、もう何年も登っていないので久しぶりに登ることにしました。
 登り始めて15分、頂上からはママヌザ諸島が一望できます、晴れていれば海の色も鮮やかなのですが、今度来る時はいい写真撮りにまた登ってみようと思います。
2007年8月2日(木)
ラストナイトの巻
 今回のマタマノアは、天気がめまぐるしく変化したのと、毎日いろいろなアクティビティに参加したので、日にちがたつのがとっても早かった、もうあっという間に最後の夜です。
 夕日を見に行ってみると素晴らしい夕日を拝むことが出来ました。
 バーではシリロたちが歌いはじめました、「よーし、今夜は盛り上がるぞー」気合を入れてフィジービターを1杯!つまみに出ていたココナッツを油で揚げたようなものがとても美味しかったです。
 それから、いつものようにシリロの傍のテーブルについて夕食をいただきました。
 もうあと1年待たないとここで食事も出来ないんだなー、なんて考えながらセレナーデスの歌を聴いていました。
 マタマノアでは、最後の夜にリクエスト曲を歌ってくれます
セレナーデスが各席を回っていました、結構翌日出発の方がいて「いつオレの席に来るのかなー」なんて眺めていると、いつのまにかブラタイムの始まり、「リクエスト曲考えていたのにもう来ないのかなー。。」
 ラムジーさんが、最後に出発する人たちの名前を紹介しはじめました、呼ばれると客席から拍手がおこります、私は一番最後、とその時客席の人たちが大きな拍手をしてくれました、中には席を立っている人もいました。
 私は手を振り「オジギ」して答えました。
 いつの間にか島ではかなり有名人になっていたようです、というのも毎晩セレナーデスのパーカッション担当していたのでそれがみんな気に入っていたのでしょう。
 そして最後に「イサレイ」の合唱です、今日は自分のために歌ってくれてると思うと思わずジーンときてしまいました。
 
 ブラタイムが終わってしまいました、やっぱり私の席に来ないのかなーなんてつぶやきながらぼーっとしていると、シリロがなにやら紙を持ってきてセレナーデスがやってきました。
 「スキヤキ!」その紙は、昨日シリロがスキヤキを日本語で唄いたいというので私がローマ字で歌詞を書いたものでした、
一緒に歌おう!
ueomuui~ite a~rukoooo~namidagakobore-naiyooo~ni omoidasu matamanoa
hito~riboochinoyoru~
私は顔をくしゃくしゃにしながら一緒に歌いました、シリロ有難う。
 歌が終わって、メンバーと握手してテーブルから帰ろうとしたとき、ゲストからの握手攻め、「楽しい時間ありがとう」「バーに来てくださいね」などなどほんとにフレンドリーな方たちばかりでしたー。

 部屋に戻り荷物を整理して、10時ごろバーへ行きました。
 すっかりクラブレースで盛り上がっていました、私はシリロのところへ行き日本から持って行ったお土産を渡しました。
 しばし、二人で語り合いました。
クラブレースも終わりカバタイムの始まりです。
 私は今日は静かに過ごそうとカウンターの端っこで飲んでいましたが、マテオ君が傍に来て「今日もこれ使ってくれよー」と言うのでいつものようにセレナーデスのメンバーになってしまいました。
 ゲストの皆さんは、歌を聞きながらとろけていました、そのうち私を取り囲むようにレストランのスタッフとか集まりだし最後にBITAさんのマイウエイ。
 本当にこのまま時間が止まればいいと思ったひと時でした。
 
2007年8月3日(金)
イサレイの巻
 いよいよビチレブ島に戻る日がやってきました、今日は早起きして日の出を見ました、マタマノアは別名サンライズアイランド、とても素晴らしい日の出を見ることが出来ます、早朝からシュノーケルしている方もい
ました
 出発は10時30分ですが、荷物はすっかり整理してあるのでテラスでゆっくりコーヒーを飲んでいました。
 9時ごろ清算を済ませプールサイドでのんびりしていました、神奈川や東京から来たご夫妻たちと話をしながら出発までのんびり過ごしていました。
 ピアース夫妻からプレゼントをいただきました、「しぃーさん来年も来るの?」OK!来年も必ず来ます「じゃあ来年また会いましょう、お元気で」ウオーレン、バーでまた飲みましょう、キニー、プレゼントありがとうございますお元気で「しぃーさんもお元気で」
 やがて出発の合図が鳴り、ビーチに行きました、するとたくさんのゲストも見送りに来てくれました「マテオありがとう」「マルコ楽しかったよー」二人とがっちり握手、スタッフのイサレイの歌で船に乗り込みまし
た。
 クーガーが走り出し遠ざかるマタマノアに手を振りました。

 「な〜に涙流してんだよ!」シリロが私の肩を叩いて言いました。
 
 と、これでマタマノアの旅行記はおしまいです、と言うか今年の旅行記はこれで終了、来年まだまだ続きが
・・・・・

サプライズ

ナンディタウン

久しぶりにナンデイの町をブラブラ歩いて見ました、写真は市場の様子、昔となんにも変わらなくておばさんたちがとても元気でした

こちらはダロイモ、一度食べたことがありますが、ジャガイモと里芋の中間ぐらいかな?とても美味しいですよ

これは有名なカバ、粉末にする前はただの根っこを乾燥させたようなもの、こんなのが市場で売っているなんて南太平洋ならではです

道端に干されていたアウトレットカバ、これは多分粉末にして売るのでしょう

カバを売るおばちゃん、真ん中のおばちゃんからカバ買いました、手前真ん中の袋でF$10

キャッサバ(タピオカ)を並べて売っています、サツマイモのような感じでとても美味しい芋です、お土産に持ち帰りたいけど日本は持ち込み禁止なので断念。

ナンデイのメインストリート、昔のままですが、唯一信号が出来ました、でも歩行者専用です。

中学生の頃校長先生が乗っていたブルーバードが今でも現役で走っています、フィジーはとにかく日本車が多い、しかも20年前くらいのモデルがたくさん走っています。

帰りのFJ302便で

帰りの便もやはり満席、いつものように「翼の前の窓側席」をリクエストしてさっそく機内へ、いつも隣の席はフィジアンが乗るので今年はどんな人が座るのか期待と不安で座席シート番号を探しました。
お!今年もやはりフィジアンの青年らしき人が座っています。
軽く会釈して私も座席に座り、長いフライトに備え必要なものをセットして出発を待っていました。
その時ふと隣の方と目が合ってしまいました。
〜日本へ行かれるんですか?〜などと当たり前のことを質問してしまいました
「はいトーキョーへ行きます」日本は初めてですか?「はい初めてです」
フィジーのお住まいはどこですか?「いえ、私はバヌアツから来ました」「私はJICAの仕事をしていて研修で日本へ行きます」バヌアツから来たんですかー失礼しました。
すると彼はJICA関係の書類など私に見せてくれました、「名前は?」しぃーです「トーキョーまでよろしくお願いします」と言いながら搭乗券に書いてある名前を見せてくれました。

FJはやがて離陸しママヌザやヤサワの島々を眺めながら島での出来事などを思い出していました。
すると、バヌアツの方が日本語会話帳のようなものを取り出してきました、「日本語教えていただけますかー」よく見ると成田空港の歩き方とかいろいろ書いてあって、外国から日本を見ているようでとても面白かったです、ここから延々「しぃーの日本語NOVA」教室が始まろうとは。

まず、あいさつから、〜こんにちは〜「コニチワー」OK!GOOD!
〜これいくらですか〜とか〜すいません〜の使い方発音の仕方を延々〜
いいかげん飽きてきたので、バヌアツはどんな国ですか?とたずねてみると、「今でも先住民が自給自足で暮らしている村がたくさんあります」「自然はほとんど手付かずでとても綺麗です」バヌアツといえば溶岩を吹き出している山があるとか「はい、今は有名になって世界中から観光客が来ます」

そんなこんなであっという間に日本の陸地が見えてきました、わたしはバヌアツの彼に、〜あれが日本人の主食を栽培している農場ですよ〜と話しかけるととても珍しそうに田んぼを眺めていました。

やがてFJは無事着陸しました、二人でがっちり握手「とても楽しかったです」仕事がんばってくださいね、イミグレまで私が案内しますので一緒に行きましょう。

飛行機を降りて彼とイミグレまで向いました、成田は広いのでキョロキョロしながらなんとか付いてきました  〜あちらが外国人用です〜ではここでお別れです、元気で頑張ってください〜
彼はじっと私の目を見てニコニコしばがら握手してくれました・・・・・


帰りの機内での思わぬ出会い、どこまで行っても私の旅は私一人にしてくれないようです。
でも、人と人との繋がりが一番大切なことも実感させられますね。
つたないレポートですが、最後まで読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

VINAKA VAKALEBU

Matamanoa Island Resort Fiji