旅行記もおしまいになってきました。
まる8日間ナイガニですごしましたが、来たときはゆっくりできるなーと思っていても、やっぱりあっと言う間。
スタッフやゲストと仲良くなれた頃に帰るのはつらいものです。
左から、JONE,SILI,EPI
SOKOWASAは、デイオフで木曜日にスバへ帰りました。
「東京へ行ってみたい。
その時は案内してくれ。」
まだまだ夢も希望もある27歳、帰国しても連絡をくれます。
左から、SILI,SOKO,ATELIA
毎日通ったバー。
ワインを2本、ビールは数十本
、プレミアムビールはお気に入りでした。
いつもより飲み代がかかってしまった。
ごめん名前忘れた。
SOKOがデイオフの間バーを担当していた。
この方も日本に興味があるようで、日本語を教えて欲しいと言われ、けっこうお話をしました。
英語→日本語→フィジー語と紙に書いて。
リゾートではEPIに次いでよく話した方です。
EPIとはよくお話しました。
と言うか、ずっと前からネットでやり取りをしていたので、その続きという感じ。
サングラスをかけると、北の将○様にそっくり。
とても優しい40歳?です。
EPI
「地震や津波の被害は無かったのかい」
家は少し壊れたけれど、家族はぶじでした。
EPI
「友人とか亡くなられた方はいなかったのかい」
二人ほど
その後EPIは無言になってしまい、悲しそうな顔つきに。
最後の夜。
いつもばらばらに過ごしているみんなですが、6時ごろから一つのテーブルに集まり始めました。
ロシア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、日本。
「今日はすごいねー」
「あなたの送別会よ」
KAVAを飲みまわし、一体となった夜となりました。
島を離れる日、なんと皆さんが見送りに来てくれました。
一番つらいとき。
SILIとJONEが私がいつもリクエストしていた、「NUKU VULA VULA」を歌ってくれました。
さりげなく泣かせるぜー。
ふだんはあまり出てこないメンテナンスのスタッフまで出てきて。
船の準備が出来て、「イサレイ」の歌が。
ひとりひとりと握手をして言葉を交わしました。
中でもEPIのとなりに写っているドイツから来たじいちゃん。
「頑張れよ、来年も必ず来いよ、あなたのおかげでとても楽しく過ごせた」
涙が溢れて言葉がでませんでした、ただうなずいているだけでした。
ナトビ港に到着。
ILIがタクシーで迎えに来ていました。
帰りのタクシーの中では、島での出来事など、大爆笑でおしゃべりしたのであっと言う間に空港に到着してしまいました。
空港でILIと別れて、いよいよ帰国の途に着くんだとしみじみ感じました。
ここから30分のフライトでナンディ国際空港です。
フライトまで時間があったので、タクシーで出かけました。
スーパーでブラウンシュガー2kg購入したあと、いつもの「大黒」へ食事に行きました。
店長が覚えていてくれて、挨拶してくれました。
「ブダイの昆布〆ありますがいかがですか?」
隠しメニューがあったようで、値段はともかくオーダーしました。
これが実に美味い。
冷奴。
あー日本人なんだという瞬間。
私が帰国日にここに来る理由は。
日本食が食べたくなってたまらなくて来るのではありません。
自分の中でフィジーモードから元の日本人モードに切り替えするためなのです。
いつもながら、完全手抜き工事&拙い写真と文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。
ナイガニつながりのスタッフやゲストとは今でもネットで連絡を取り合っています。
来年も行くかと悩みましたが、もっと知らないフィジーに行って見たいのでその次になりそうです。
フィジーで、また人の森を彷徨う旅が始まりそうです。汗
VINAKA(ありがとう)