哀愁の島に帰るのだ

bQでは、島の様子などを書き込みましたが、bRでは人とのやり取りなど交えて、帰国までの様子を書き込みますね、名づけて「哀愁の島に帰るのだ」、サムイにリピートしたくなる気持ちが伝わっていただけたら嬉しいなー。

旅も4日目、そろそろお土産などの買い物と思いあちこち物色して歩きました、チャウエンなどは少し値段が高めなのでナトンに行きました。
お目当てはバックとTシャツ、食品はテスコロータスに行きました。

ビーチは相変わらず波が高い、それでも昨日よりマシかも

ガイヤーンなどを売っているおばちゃん、ちょうどソムタムを作っているところ、なんとも辛そー、でも食べたい。

一瞬なんか気持ちが合ってしまって話しかけたくなったフルーツ屋

「何か注文はないかい」「ココナッツジュースくれないか」
「日本から来たの?」「そう日本人だよ」
「今の時期はいつもこんなに波が高いのかい」
「年に何回かこんな時期があるよ、今度の土曜くらいまでこんな感じだよ」
「日本は今冬だろう」
「俺の家は毎朝氷点下だよ」
「あなたはどこから来たの?」
「イサーン」
「日本の桜はとても綺麗だよね、大好きなんだ」

「俺の住んでいる町は桜の木1千本あって壮観だよ」
「いつも一人で?」「そうだよ」
「いい人見つけてまた来いよ」「きままな一人旅も楽しいよ、あなたのような人にも会えるし」
「じゃあ頑張って商売してね、また会おう」
「必ず戻って来いよ」

こんなやりとりがあったのだが、タイ人には珍しく癖の無い英語で解り易かった
こういう人と会うこともあるので旅は止められないねー

チャウエンのマーケットを覗いてみた、新鮮な野菜がたくさん並べられています

こちらは香辛料とかのコーナー、見ただけで口から火が出そうなものばかりですね、でも味の素がメジャーなんですね。

いやー本当に唐辛子が大好きなんですね

2倍以上になってしまったタイ米、世界の穀物事情を感じました

ぶらぶらしていたらたちまちお昼になってしまいました、ラマイ手前のレストランでランチ

バミーナムを注文、あっさりしていてとても美味しかったです

バックを買ったナトンの鞄屋、この路地の奥にありますここで欲しかったバックを見つけました。

←結構有名らしいTシャツ屋、定価はオール200BT

そしていつものコース、ナトンの茶店
コーラを注文したらニコニコしながら持って来てくれた

コーラ1本で1時間もここでぼーっと眺めていた
しかしこのコーラ瓶フタのところが錆びていて赤く変色している、かなり古いのかと思いながら
日本だったら大騒ぎなってしまうのに、ここにいるとなんだかそんなことどうでも良くなってくる。
この緩い空気に浸っていると、この間まで会議に1分でも遅れようものなら目を吊り上げて怒っていた自分が、なんだかアホらしくなってくる
日本に帰っても今の気持ち絶対忘れないようにしよう。

アキラの飲み物

にゃんこ

ここのマッサージ屋は楽しくて通ったのでした
英語もあまり通じないので、指差し会話帳を使いながら大爆笑でした。

「お姉さんたち出身は?」「イサーン」
「私は農家で米を作っています」「イサーンにもたくさんあるよ」
「皆さん何歳ですか?」「40歳」
「お兄さんは」「今日で50歳」
「今日って誕生日なの?」「そう」
「サムイ旅行は自分へのプレゼントさ」
「今度いつ来るの?」「解らない」
「来年も必ず来て」「多分」

このまま居ると夜の街に連れて行かれそうだったので
テキトーに言い訳して帰りました

本気で今日は誕生日だったので、お祝いにチョットは気の聞いたレストランと思い、アイビスホテルの向かいにある「キングフィッシャー」に行きました。
ドイツ人が経営しているらしく、店員もドイツの方でした

とは言っても、いつものメニューになってしまいました
トムヤムクン、パッタイ、大きな海老のバーベキュー
このレストランなかなか美味しかったですよ
全ての料理の味付けのバランスがよく、値段の割には得した気分になりました、またリピートしてみたいレストランです。

店員も気さくで面白い。

いよいよ最終日となってしまいました・・おっと宿泊したホテル紹介しますね。
ここのホテルはネットで偶然見つけた安宿です、1泊900BTに目がくらみ予約してしまいました、4泊で1万円ぐらいですよ、安いでしょー

建物は全て竹で出来て居ます、素朴ですが好みが分かれそう、私は大好きですこういうの

プールもあります、24時間泳げます

レセプション兼ツアーデスクの建物、全てがオープンな感じ

スタッフの写真が柱に貼ってあります、皆さんとても気さくでアットホームなホテルでした、ありがとう。

ホテルを12時にチェックアウト、空港チェックインは4時ごろだったので、食事でもしてまたのんびりしようと思い、またナトンの茶店に向かいました

茶店の女の子が作ってくれたパッタイ、モヤシが新鮮なのと、にんにくチップがベストマッチ、やや塩味の美味しい一品でした

「あら、何?この荷物、もう日本に帰ってしまうのね」
「とうとう帰る時が来てしまった」
「ここはサムイ島で一番お気に入りの場所だよ」
「いつかまた来る、元気で頑張れよ」
「ありがとう、あなたも」
「あのバイクアキラって言うんだ、時々走っているのを見かけたら俺を思い出してくれ」
「じゃあな、あばよー!」


なーんて会話はしなかったけれど、なんとなくそんなシチュエーションだったかも、女の子が時々来て何か話したがっていた。

お金を渡しアキラにまたがり、「じゃ!コップンマークカップ」と言って走り出した
道路まで出て手を振ってくれたのが、バックミラーに映っていた。

そしてついに、アキラとも別れの時が、無事にサムイ島を案内してくれたアキラ、最後にシートを叩いてやった

空港の待合室、こちらはタイを出国する人専用ラウンジです、ここからバスに乗って

TG288便スワンナプーム行き、サムイともお別れです

バンコクに来るとだんだん現実に引き戻されてくるのが感じられる

これで旅行記はおしまい、見ていただいてありがとうございました。
bSはまとめと、お土産編です