一般名処方について 2024年6月30日掲載


 当院では、薬剤の一般名を記載する処方箋を交付することがあります。
 一般名処方とは、医師が患者様に必要な薬剤を、「商品名」ではなく「成分名」で
 表記した処方箋のことです。
 一般名処方は、同じ成分であれば薬価が低い薬剤を調剤することが可能と
 なるため、医療費の軽減につながります。
 また、一般名処方により、同じ成分であれば、同じ効果が期待できるため、
 供給が不安定な医薬品を調剤する患者様の安全性が確保されます。

 ただし、一般名処方は、医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が
 処方箋に表示されるため、患者様が混乱することがあります。
 そのため、当院では、薬剤の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を
 患者様に十分に説明することを心がけておりますが、ご不明な点は
 お気軽に医師にお問い合わせください。