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花粉症がつらい方は早めの内服を!


花粉症の治療は大きく分けると全身療法と局所療法に分かれます。
全身療法は内服による治療が主体で抗アレルギー剤を内服します。
最近は眠気の少ない薬が出てきています。
その他、症状があまりにつらいときには一時的にステロイド剤を内服することも必要になることがあります。

局所療法薬には交感神経を刺激して鼻粘膜のうっ血を取る薬、副交感神経を遮断して鼻汁の分泌を抑える薬、抗アレルギー剤、ステロイド剤があります。

中でも局所用のステロイド剤は副作用も少なく、効果も確実だという研究があります。
春先はスギが抗原として一般的ですが、4−5月にはヒノキ、その後イネ科の植物と花粉の飛散は続くため、それぞれに対してアレルギーがある場合には症状が長引く場合があります。

鼻づまり、鼻水、目のかゆみなどは命にかかわるわけではありませんが、生活の質に大きな影響を及ぼします。

今年は2月初旬からのスギ花粉の飛散が予測されております。
例年症状がつらい方は1月下旬より抗ヒスタミン剤を内服すると症状が軽くすむと言われております。

お困りの方はクリニックにご相談ください。

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