子宮頸がんワクチン(HPV)無料
小学6年生〜高校1年生相当の女子が対象
子宮頸がんの原因となるHPVの感染を予防。上記年齢は無料で接種できます。
- 子宮頸がんの約90%を予防
- 2〜3回の接種が必要
- キャッチアップ接種対象者も無料
主な副反応:接種部位の痛み(82〜93%)、腫れ・赤み(33〜45%)、頭痛・発熱(2〜15%)
注意:接種後の失神(迷走神経反射)に注意 → 接種後30分は座って安静に
接種不可:発熱中、妊娠中、本剤成分に過敏症の既往がある方
検診開始の時期
20歳から始める予防医療
2年に1回の受診推奨。婦人科での受診をお願いいたします。
胃がんの主な原因であるピロリ菌の感染有無を調べます。名古屋市は20〜39歳が無料です。
軟便・下痢(14%)、味覚異常(1〜5%)、腹部不快感、発疹(2〜5%)
注意:7日間の確実な服薬が必要。発熱を伴う下痢・血便・発疹があれば中止して受診
各種がん検診の本格スタート
年1回の定期検診で早期発見を
胃X線(バリウム)検査
便潜血検査。当院で受診可能です。
胸部レントゲン。ヘビースモーカー(喫煙指数300以上)には低線量CT推奨。
視触診、マンモグラフィー。2年に1回推奨。
5歳ごとの検査を推奨。当院で受診可能です。
PSA検査。有効性は不明。
高齢者用RSウイルスワクチン25,000円
高齢者の重症化予防
60歳以上が対象。1回接種で重症化予防。
以下の基礎疾患がある50歳以上の方も対象:
- 慢性肺疾患
- 慢性心血管疾患
- 慢性腎臓病または慢性肝疾患
- 糖尿病
- 神経疾患または神経筋疾患
- 肥満
主な副反応:接種部位の痛み(61%)、疲労感(34%)、筋肉痛(29%)、頭痛(27%)
接種不可:発熱中、本剤成分に過敏症の既往がある方、重篤な急性疾患にかかっている方
帯状疱疹・肺炎球菌ワクチン
加齢による免疫低下に備える
帯状疱疹ワクチン
| ワクチン | 発症予防 | PHN予防 | 回数 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| シングリックス★推奨 | 約90% | 約90% | 2回 | 公費 10,800円 自費 20,000円 |
| 水痘ワクチン | 約50% | 約67% | 1回 | 公費 4,200円 自費 6,000円 |
シングリックスは発症予防・PHN予防ともに約90%と高い効果。水痘ワクチンは効果が限定的で効果が持続しません。
シングリックス:接種部位痛み(78〜79%)、筋肉痛(37〜40%)、疲労感(35〜39%)、頭痛(28〜33%)、発熱(17〜18%)。症状は通常7日以内に改善
水痘ワクチン:発赤(44%)、そう痒感(27%)、疼痛(15%)。比較的軽度
重要:水痘ワクチンは生ワクチンのため免疫抑制状態・免疫抑制剤使用中の方は接種不可(シングリックスは可)
接種不可:発熱中、妊娠中(特に水痘ワクチン)、本剤成分に過敏症の既往がある方
肺炎球菌ワクチン
1. PCV(肺炎球菌結合型ワクチン)
| ワクチン | 種類 | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|---|
| キャップバックス(PCV21)★推奨 | 結合型 | 1回で完了、免疫記憶あり | 自費 13,000円 |
| プレベナー(PCV20) | 結合型 | 1回で完了、免疫記憶あり | 自費 10,000円 |
2. PPSV(肺炎球菌多糖体ワクチン)
| ワクチン | 種類 | 特徴 | 費用 |
|---|---|---|---|
| ニューモバックス(PPSV23) | 多糖体 | 5年ごとに再接種が必要 | 公費 4,000円(初回のみ) |
PPSV(ニューモバックス):莢膜多糖体が抗原として含まれ液性免疫を活性化するが、細胞性免疫は活性化せず免疫記憶は誘導されずブースター効果が期待できない
PCV(キャップバックス等):莢膜多糖体抗原にキャリアタンパクが結合し液性免疫と細胞性免疫の両方が活性化、免疫記憶が誘導される
→ これからは高齢者はキャップバックスを1度打って終了となっていきます
キャップバックス:接種部位痛み(26%)、赤み(6%)← 比較的軽い
プレベナー20:接種部位痛み(52〜55%)、筋肉痛(38%)、疲労(30%)
ニューモバックス:接種部位痛み(72%)、赤み(26%)、腫れ(23%)。再接種時は副反応が強くなる傾向
接種不可:発熱中、本剤成分またはジフテリアトキソイドに過敏症の既往がある方
インフルエンザ・新型コロナワクチン
毎年の接種で感染・重症化を予防
インフルエンザワクチン
毎年10〜12月に接種推奨。
来年から利用可能。含有する抗原量が通常の4倍。高齢者や基礎疾患を有する方におすすめ。
主な副反応:接種部位の発赤・腫脹・疼痛(10〜20%)、発熱・頭痛・倦怠感(5〜10%)
卵アレルギー:接種は可能(卵成分は極めて微量)。事前に申告、接種後30分観察
接種不可:発熱中、過去に本ワクチンで重篤な副反応があった方
新型コロナワクチン
コミナティなど。
遺伝子組み換え蛋白ワクチン。効果持続1年。mRNA不使用。
自己複製型mRNAワクチン。
当院ではmRNAを用いず、効果持続が長い不活化ワクチン(ヌバキソビット)を推奨しています。
ヌバキソビット:接種部位圧痛(74%)、疲労感(52%)、筋肉痛(51%)、頭痛(50%)、発熱は10%未満(mRNAより低い)
mRNAワクチン:接種部位痛み(86%)、倦怠感(66〜76%)、発熱(17〜63%)
注意:心筋炎・心膜炎の報告あり→胸痛・動悸・呼吸困難があれば速やかに受診
接種不可:発熱中、本剤成分にアナフィラキシーの既往がある方
📋 免責事項
本ページの情報は一般的な医療情報の提供を目的としており、診断や治療の代わりとなるものではありません。価格は2024年時点のものです。公費助成の対象・金額は変更される場合があります。詳しくは当院医師にご相談ください。