まずはプラネットのキット。エンジンルーバーは全てエッチングで再現するようになっているのが特徴。一応ルーバー内のハニカム状モールドも再現されているが立体感には欠けるだろう。 足回りはかなりのパーツ数で面倒そう。転輪はマッチあたりの2号戦車の使いまわしのようだ。 |
|
続いてアルビーにキット。御覧の通り、パーツ数の少なさが目に付く。(なんと全部で15) スプロケット、アイドラ-ホイールは共に車体に一体成形されており、履帯は見える部分のみ貼りつけるようになっている。副砲の75mmも防盾と一体である。 |
|
こちらは参考出品の76のクロムウェル。キットはE-100とのセットであり、現在は入手困難らしい?写真には細かなパーツは写っていないがハッチ類が別パーツとなっているのが有難い。
本体が中空構造となっているのが特徴である。 ちなみにTPモデルからもマウスがリリースされているが未購入なので(理由は…わかるでしょ)言及できないが、もし(万が一)「素晴らしいキット」であることを知っていらっしゃる方はお知らせ下さい(笑) |
|
車体の比較。左からクロムウェル、アルビー、プラネットの順。 サイズ的には全長はアルビーとプラネットは同じ(122mm)だが、全幅はアルビー(51mm)に対してプラネットの方がやや広めである(53mm)。 (ちなみに76のクロムウェルは全長118mm・幅48mm) 気になるのがアルビーのエンジンルーバー周りのモールド。中央ルーバーが途中までしかないのに加えて、76のクロムウェルよりも全体に前寄りになってしまっている。(その分、操縦室部分が狭くなっている) |
|
砲塔の比較。順番は上と同じである。 ここでもアルビーよりプラネットの方が、やや大きめとなっているようだ。砲塔天板の幅で言うと、クロムウェルが41mm、アルビーが41.5mm、プラネットが43mmである。ただクロムウェルが76として正しいとするならプラネットのほうが正しいといえるのだが…。 |
|
砲塔側面の比較。左がアルビー、右がプラネット。 御覧の通り、最大の相違点が砲塔の高さである。アルビーが約17mm、プラネットが約20mmと3mmほど高くなっている。(写真ではプラネットの底面が飛び出しているので尚更高く見えるが、その分を差し引いた数値。) 個人的にはアルビーの方が(車体に乗せて見ると)イメージには合っていると思う。 |