ようこそ三谷町へ | ||
旧高松市街から南東へおよそ10Km | ||
三谷は古代の官道南海道が通り三谿(みたに)駅が置かれていた里で、古くから開け、遺跡も多い。 天保九年(1838)の戸数449戸、人口は1,655人(御順見一条万覚帳)である。 昭和三十一年合併し高松市三谷町となった。 平成十八年末現在、戸数1100戸、人口3,400余。 町のほぼ中央に、さぬき百景の一つ三郎池が豊かな水をたたえ周辺のクレータ五座を映し、史跡文化財にも恵まれ、今も文化の香りがする静かな憩いある里山の風情を残している。 車なら、高松中央インターから南へ5分、高松空港から北東へ20分、琴電仏生山駅から東へ5分で三谷中央交差点に至る。 (高松市三谷町地域おこし事業推進委員会資料より抜粋) |
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古代日本のハイウエイで賑わった宿場町 奈良時代、都と地方を結ぶ重要な交通路の駅のあった所である。 駅舎には馬四頭ばかりいて、政府への貢物や役人はここで乗り継いでいった。 宿舎やお店、旅人で賑わった様子が想像できる。 |
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南海道三谿(みたに)駅の跡碑 | ||
のどかなる 池の心を心にて 船も静かに 遊ぶ今日哉 明治の文人で、讃岐名所歌集の著者赤松景福氏が 三谷三郎池に遊び詠じた歌である。 讃岐百景にも選ばれている三郎池は江戸時代から 見物に訪れる人々が多かった名所である。 詳しくは美しい里山をご覧ください。 |
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クレータ五座 を映す三谷三郎池 | ||
三谷町を中心に、香川町、池田町にかけて三郎池を囲むように五つの山があります。日山、日妻山、上佐山、実相寺山、馬山で、いずれも円錐の美しいおむすび山。この五つの山は最近クレータ五座と呼ばれることが多いようです(月刊香川朝日06,10月号引用)。 中でも日山ハイキングコースは特に人気があり、町外の人々とのふれあいの場にもなっています。 久しぶりに帰郷のおり、飛行機の小さな窓から、五つのおむすび山と三郎池を一望にしながらゆっくり旋廻する時、まるでおとぎの国に吸い込まれて行くかのような安らぎを覚えるのは私だけでしょうか。 |
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三郎池を抱くような五つのお結び山 | ||
水墨画:前田幹雄 | 表紙へ戻る | |