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               12月11日上野水香さん、逸見智彦さんトークショー     

−−− お二人のProfile紹介

−−− 逸見さんは一度プランタン銀座に出演されましたがそのときのことを覚えておられますか・

逸 見 そのときも非常に緊張しておりまして、踊るのは得意なのですが、しゃべるのはあまり得意ではありませんのですみません。

− − そのときは佐々木想美さんとご一緒で・・

逸 見 その時は佐々木さんとくるみで主役を踊らせていただいたのですが、佐々木お姉さまがいろいろ僕のことをサポートしてくれた
     ので(笑)何とかバレエの方はうまくデビューできたのですが・・・

−−− トークショーもうまく

逸 見 そうですね

−−− 今日はトークショーは先輩と言うことで、上野さんをリードしていただければと・・・

逸 見 どうにかサポートしたいと思います。(笑)

−−− よろしくお願い致します。
      まず最初に逸見さんから牧阿佐美バレエ団を紹介していただけますか。

逸 見 そうですね。牧阿佐美バレエ団は日本でも伝統のある(バレエ団で)レパートリーもたくさんで、僕も踊っていないものがたくさん
     あります。レパートリーの広さが特徴だと思います。 

−−− 牧阿佐美バレエ団の「くるみ割り人形」が今月ありますが、その特徴とか見どころなどはいかがですか。

逸 見 ジャックカーター版なんですがこの版は小さいことも達がたくさん使われており、子供達が、初めて舞台に立って一生懸命踊って
     いるとことに特徴があります。子供が見て一番わかりやすいような「くるみ」だと思います。
     クララは雪の女王や金平糖になるのではなくそれはあくまで子供のままでクララの夢としてこどものままで最後まで終わってしま
     います。金平糖や今度水香さんが踊られる雪の女王は別の大人の女性が踊りますが、王子はずっと一人がんばって女王や金
     平糖とパ・ド・ドウを踊るのですが最後まで出ずっぱりという王子役には大変な版です。

−−− そうですか、今お話にでたクララの役ですが、実は先ほど上野さんは7月に白鳥で主役デビューと申し上げましたが、クララでも
     舞台に立たれたことがお子さまの頃にあったとと伺ったのですが・・・

水 香 小学校5年生の時に初めて牧阿佐美バレエ団の舞台に立ったのが、クララ役だったのですがそれまで発表会しか出たことがな
     かったのが、初めて牧阿佐美バレエ団のプロの方々と舞台に立って、それを肌で感じたのがすごく良い経験になったと思います。

−−− 何かそれがバレエを本格的に始められるきっかけになったとか思いを強くされるようになったのですか

水 香 そうですね・・・

−−− 今年はお二人は一緒にはお出になられないのですね、上野さんは12月24日に雪の女王を踊られ、逸見さんは23日に王子を
     踊られると言うことですが、お二人が演じられる役についてご紹介いただけますか。 

逸 見 くるみの王子は少女の夢の中に出てくる王子像を演じます、王子様の中の王子様とというか、夢の中にでてくる王子と言うことで
     子供の夢をかなえられる王子を演じたいと思います。

−−− 雪の女王様はいかがですか

水 香 雪の場面に出てくる雪の精達のなかの女王様の役ですがきれいな場面で音楽も素敵で、美しいものを見たという印象を与えるよ
     うがんばりたいと思います。

−−− 上野さんは7月に白鳥で主役デビューということですが、主役を演じられることについての心構えとか気をつけることなどはありま
      すか。

水 香 小さい頃からのあこがれだったので、主役を頂けることはとてもうれしいし、身の引き締まる思いでがんばりたいと思っています。

−−− とてもフレッシュなお答えですけれども・・・
      逸見さんはくるみが主役デビューだったということですが主役を演じると言うことに関していかがですか。

逸 見 初めて主役を踊ったときはもう(ゼスチャー)(笑)舞い上がってしまったのですが、今回5年ぶりにこの版で僕は主役を踊るのです
     が、前回には出来なかったことを今度はもう少し出せるようにがんばりたいと思います。主役を踊るのは大変なのですが、とてもや
     りがいのあることで、これからもがんばって主役がはれるようにやっていきたいと思います。

−−− 上野さんは5月にダンスバンティアンでローラン・プティの振り付けで踊られているのですが、その時は如何でしたでしょうか。

水 香  プティさんの作品はとてもおしゃれでフランスらしいエスプリのようなものがあると思うのですが、そういう感情を出せるように自分
      でがんばろうと思って踊っていて、すごく自分の体に合っていると言うか自然に入っていける役だったので、楽しかったし又踊りた
      いと思います。

−−− 今フランスらしいと言う言葉がありましたが、上野さんはモナコの方に留学されておられましたが、フランス語はお話になれるので
      すか。

水 香 片言だけですけれど、簡単なことならわかるのですがあまりちゃんとはしゃべれません。

−−− レッスンはフランス語で受けられていたのですか。

水 香 はい

−−− 雑誌で見たところによりますと英会話も勉強されておられるとか・・・

水 香 ちょっとだけ・・・ラジオを聴いたり・・・

−−− 一生懸命勉強されているのですね・・・ 
            お二人がバレエを始められたきっかけを次にお伺いしたいのですが、いくつの時にどういう きっかけで始められたのかを逸見さんか
            ら・・・

逸 見 6歳くらいの時に、姉が2人いるのですが、2人ともバレエをやっていて、僕は毎週日曜日に日曜学校に通っていてその帰りに姉を
     迎えに母親と一緒に迎えに行っていたのですが、その時にバレエ教室の方が男の子はいなくて貴重だからやってみないかと言わ
     れて、本当にその時は僕と1つ年下の子と2人しかいなかったのですが、もし1人だったらこんなに続けていられなかったかもしれま
     せん。その子は吉本さんと言うのですが彼とはもう22年間一緒ずっと続けており、彼は別のところで踊っているのですが、彼がいな
     ければ続けていなかったかもしれません。
     男性がバレエを続けると言うことは大変なことで、なぜか姉2人はとっととやめてしまい(笑)僕一人が続けているのですが、なかな
     か仕事として成立していない部分が多くて親の援助がなければここまで続けられなかったと思うので大変親に感謝しています。

−−− 続けてこられて良かったと思われますか。

逸 見 何度か挫折してやめようかと思ったのですが、これだと決めてからは本当に幸せです。

−−− 小さい頃はほかのスポーツとか夢を持つと思いますが、例えば野球選手になりたいというような夢を持つと思うのですがほかの夢は
      あったのですか

逸 見  ほかにやりたいことというのは、それで将来食べて行くというものはなかったのですが、水泳をしたり、フェンシングを1年ほどしたり学
      校に入ってから体操や勉強もちょっとやってみたのですが、やはりバレエが一番自分の中で発揮できるものがあるかと・・・

−−− 上野さんは始められたきっかけは

水 香 5歳の時に母の薦めで始めたのですが、母はピアノをやっていたのですが、ピアノは音楽を聴くだけの世界だったのですが、バレエは
     音だけではなくそれを動きにした見る音楽という感覚が新鮮だったようで、可愛い衣装を着て踊れると言うこともあってすすめてくれた
     のだと思いますが

−−− 女の子なら一度はあこがれますね、バレリーナというのは・・・
      いつ頃から本格的にこの道でと思われるきっかけはありましたか。

水 香 私は15歳の時にローザンヌのコンクールを受けてその時にスカラシップ賞をいただいて、海外に1年間留学するという経験をとおして私
     はこれでやっていこうと思いました。ローザンヌがきっかけです。

−−− モナコに留学されてから留学時代のエピソードはありますか・・生活するのは大変でしたか

水 香 はい、最初は言葉も違いとまどったのですが、とても楽しかったし本当に良い思い出で又行きたいと思います。舞台も小さいのがいつも
     あり、ホテルのディナーショーで踊ったりイタリア公演をしたりしてとても楽しかったです。

−−− 逸見さんは橘バレエ学校時代の思いではありますか。

逸 見 同期の男の子や女の子の多い世代なんですが、少し僕は受験を考えていてバレエ学校に入ったのが遅かったので、最後の1年はみん
     なが卒業して僕だけが残って寂しい思いをしましたが、バレエ団に入る前に橘バレエ団というちゃんとしたバレエ学校があったのは僕に
     は大変助かりました。

−−− そのころの仲間というか友達は今でもおつきあいが続いておられますか。

逸 見 ダンサーは学生時代は同じレベルで練習していても今の年齢になるとやめている人もいるのですが特に男性は今も続けてがんばってい
     ます。

−− そういうライバルがいるのは自分にとっても励みになりますね。

逸 見 割にうちのバレエ団は個人を尊重するというか個性的な人が集まっているのでライバルと言ってもまったく同じカラーでライバル意識という
     のは僕はあまりないです。

−−− 皆さんそれぞれの個性でダンサーとしてやっていらっしゃると言うことですね・・・
            バレエとは関係なくなりますが、普段のお2人の生活についてお伺いしてみたいと思いますが、オフはあまりないと伺っていますが、オフ
            の時は何をしておられるのでしょうか。

逸 見 僕はつりが好きなので、2,3日あくときは海に行って船を借りて釣りに行っています。

−−− どのあたりまでお出かけになるのですか。

逸 見 大体車で伊豆、下田とか、今年は飛行機で八丈島まで・・・

−−− かなり本格的なつりを・・・

逸 見 釣るのも楽しいし食べるのも楽しいし・・・(笑)

−−− 食べちゃうんですか・・・(笑) 上野さんはオフの過ごし方は何かありますか。

水 香 私はお買い物が好きで見るだけでも好きでお洋服を買うのも好きでよくお休みの日はショッピングに行きます。

−−− お住まいが鎌倉と言うことで、お買い物をされるのは近くの・・・

水 香 はい横浜が多いです。

−−− なにかお好きなブランドがありますか

水 香 アニエス・bとかバーバリー・ブルーレーベルが好きです。

−−− 丁度ここの4階にもバーバリーブルーレーベルがありますよ(笑)

水 香 行ってみます(笑)

−−− アニエス・bはフランスに行っていらっしゃったのでよくごらんになっていたのですか

水 香 モナコにはあまりなかったんですけどすごく可愛いので・・・

−−− 雰囲気にあっていらっしゃいますね・・・ 
      お買い物がお好きと言うことですがお化粧品な買われるのがお好きですか。

水 香 はい好きです

−−− 普段のお化粧は舞台メイクとはちがいますね

水 香 お化粧品はブルジョアが好きです。可愛い色がいっぱいあって好きです。

−−− 今日もすごくきれいにメイクされていますがそれはご自分でメイクされたのですか。

水 香  はい。

−−− バレリーナのオフというのはどんな生活かと興味がありましたが、あまり皆さんと変わらないと言うことですね。
      最後に目標とするダンサーとか踊って見たいダンサーがいらっしゃたらおうかがいしたいのですが。

逸 見  目標とするダンサーと言うのではないのですが、好きなダンサーがいます。目標とするダンサーというのは自分のカラーにあっていて自分
      に近い表現 をするダンサーで、好きなダンサーというのは自分にないものを持っているダンサーですが、イルギス・ガルムーリンさんです。
            あの人は舞台の上で私生活と変わらないぐらい自然に立っているのですごくうらやましいのですが。

−−− 上野さんは誰かいらっしゃいますか。

水 香 私はシルヴィー・ギェムの大ファンで舞台もこの間いらしたときに3回見に行きました。好きです。

−−− 一緒に踊ってみたい方はいらっしゃいますか

水 香 逸見さん!!(笑)

−−− 逸見さんは一緒に踊ってみたいかたは

逸 見 上野さんです。(笑)

−−− 実はお二人は3月の白鳥の湖公演で3月11日に一緒に踊られると言うことなんです。息もぴったりと言ったところですね。
      ここでお客様から質問をお受けしたいと思いますが如何でしょうか。

質問1  普段それだけ素晴らしいプロポーションをお持ちなんですが食べ物に気を付けておられるところはありますか。

水 香  私は好きなものを好きなだけ食べてしまうのですが、甘いものも大好きです。でもけがの予防のため栄養バランスを考えたり、カルシューム
            剤を飲んだりしています。今ダイエット中です(笑)。ちょっと気を付けています。

−−− こんなにスリムで美しいのにさらにダイエットされるのですね。横から見ていていても背筋がすっととおってとても美しいのですが・・・
     今朝はちなみに何を召し上がってこられたのですか。

水 香 今朝は・・・果物とお野菜とゆで卵と・・・甘いパンを食べますあと紅茶も・・

−−− 甘いものがお好きなのですね・・・
      逸見さんは何かプロポーションを保つのに気を付けられておられますか

逸 見 どんどんやせていってしまいますので、なるべく食べるようにと・・・

−−− 体重を落とさないと言うことも大切なんですね。

逸 見 そうですね。体力が落ちていってしまいます。

−−− ありがとうございました。ほかに何か御質問がありますか。

質問2 くるみ割りの王子様は夢の中の王子様とおっしゃいましたが、ジゼルや眠りにも全部王子様が出てきますが、くるみの王子様とどう区別して
     意識して踊られますか。

逸 見 ジゼルはノーブルな王子様ですが愛する人を思う表現がドラマチックなバレエにおいては踊りのテクニックではなくて感情をどのように表現して
     観客に伝えるかに難しさがあります。「白鳥」と「ジゼル」はこれまでに踊ったことがあるのですが、「感情表現」にウエイトが多くなります。「眠り」
     は踊ったことがないのでこれから踊ってみたいとおもいます。「くるみ」は何度か踊ったことがあり、絶対的に善な王子様であり、ジゼルや白鳥の
     王子様のように罪悪感を表すのではなく、クララの思いを表すような王子様であると思います。

質問2−2 それはテクニックの面でどのように違いますか。

逸 見  同じテクニックはあると思いますが、くるみの王子様の方が飾る面があると思います。

質問3 ちょっと次元の低い質問かもしれませんが、男性ダンサーとしてかつて熊川哲也さんが「僕は47Kgを越えると持ち上げられるのはきつい」と言わ
     れましたが、逸見さんは何Kgまで持ち上げられますか?

逸 見 体重よりもリフトはお互いの呼吸であげるもので、いくら重くても軽く感じる人もいるし、すごく軽いはずなのに「あれっ」と思うときもあるし・・・(笑)

−−− それはどなただったのですか。(笑)

逸 見 それは言えませんが、(笑)あまり体重というのは気にしないでお互いの呼吸とタイミングで・・・

質問4 水香さんはプティ先生のご指導が何か飛躍されるきっかけになりましたか。(この質問は私がしました。はずかしいので省略していたのですが、
     水香さんのお答えまで省略するのは失礼だと思いましたので、質問は肝心な部分だけとし水香さんのお答えはすべて掲載することにしました。)   

水 香 プティさんは指導も、目が肥えていらして鋭いことを言って下さって私にとってすごく影響がある人と思うんですが、私の個性を見抜いていらして私
     にあった作品を提供して下さるのでそれがありがたくてプティさんの作品をこれからも踊っていきたいと思います。
     
−−− すごく会っているというか自然体で踊れるとおっしゃっていましたね・・・

水 香 はい、自然に踊れる・・・2つ踊っているのですが2つともとても私にとっていい(作品です)。

−−− どうもありがとうございました。

あっという間の楽しい30分でした。水香さんも逸見さんもとてもアットホームな楽しいトークショーでした。少しでもその時の雰囲気を伝えることが出来まし
たら幸いです。
 

                      
                            

                                            美しいOdetteと素敵なSiegfriedの間に挟まれた私はさしずめ醜いRothbartです。

                                   でも私は幸せです。

                    (上野水香さん、逸見智彦さんのご了承をいただいて掲載しています) 

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