高校生のための英単語 痛風

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英単語

英単語の発音

  • 「o」は原則として「ア」と読む。例:comeカム。someサム。computerの発音は、カンピュータ。コンピュータではない。
  • アメリカ英語では、topの発音はタップ。トップではない。ただし、この事は入試では問題にされない。
  • 「子音」+「e」の前は長母音になる。例:taleテーイル(話)cameケーイム(comeの過去)gameゲーイム。pateはパテではなくペィト。

eで終わる英単語の発音

ビールを飲むと痛風(通風)になる

通風(ホントは痛風)

というのは風があたっただけでも痛いという病気です。簡単に言うと原因は尿酸です。

尿酸って何?

プリン体という物質は体の中で尿酸に変わります。
尿酸という物質は水に溶けにくいのですが、少しの尿酸なら尿に溶けて排出されます。
多量の尿酸が発生すると針状の結晶となり、足や指の骨付近に溜まります。
これが原因で炎症が起きます。
また、この尿酸とオシッコは関係があります。

炎症

この炎症は捻挫などの炎症と同じで温めてはいけません。
筋肉痛も炎症なので、激しい運動の後、熱い風呂に入ると悪化します。
だから、プロ野球の投手は試合が終わると氷で腕や肩を冷やすのです。

オシッコ

話は脱線しますが、トリはオシッコをしません。何故でしょう。ヘビもしません。
ほ乳類は生まれる前、オシッコを母親の血液に捨て、母親が赤ちゃんの分までオシッコをしてくれているのです。
トリやヘビは殻の中で成長するので、オシッコができません。
そこで、水に溶けにくい尿酸にして、殻の中に貯めておきます。
生まれてからも、おなじ事を続け、オシッコは尿酸という形でフンと一緒に排泄しています。
鳩のフンの白い部分が尿酸です。

プリン体20%カットというインチキくさい広告

プリン体→尿酸→痛風という関係になっています。
そこで、プリン体20%カットというビールが売られているのですが。
インチキくさい広告です。

プリン体とDNA

プリン体とは何者か。
DNAは知っているでしょう。遺伝子を作っている物質です。
このDNAの中にはアデニン、グアニン、シトシン、チミンという4種類の塩基が含まれています。

DNAの中の塩基とプリン体

この塩基は水酸化ナトリウムのグループではなく、アンモニアと同じグループです。
人間のDNAは1つの細胞あたり、この塩基を30億個含んでいます。
(この塩基の並び方がヒトゲノム計画で解明されました。)
牛もブタも大体同じです。アデニンとグアニンがプリン体です。
全ての生物はDNAを持っていますが、4種類の塩基のうちのぴったし50%がプリン体です。
どんな生物でも50%がプリン体です。
DNA遺伝子は全ての細胞の核の中にあります。ですから、豚肉の中にも、ほうれん草の中にもプリン体は含まれているのです。
牛乳は牛の細胞が外へ出した分泌物なのでプリン体は含まれません。
ビールは小麦から作るのでプリン体は含まれています。しかし、ほとんどが水ですからチョットです。
そのチョットを20%減らしてもほとんど意味がありません。たぶん、ビスケット1枚食べれば吹っ飛ぶ量でしょう。

結論

確かにビールはプリン体をわずかに含むので、痛風の原因になりますが、乳製品以外はみんな痛風の原因です。

痛風はビールを飲んでも治る

鹿児島のお医者さんが書いた本「痛風はビールを飲んでも治る」
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プリン体と痛風

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。