アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
監督:ハインツ・ビュートラー
出演:アンリ・カルティエ=ブレッソン、エリオット・アーウィット、アーサー・ミラー
時間:1h12
写真、絵画、彫刻など、一般に「芸術」とかぎ括弧つきで呼ばれるような分野には疎いので、このアンリ・カルティエ=ブレッソンという人のことも、この映画を観てはじめて知りました。
何でも、二十世紀を代表する偉大な写真家らしいです。
確かに、この映画に何枚も映し出される彼の写真は、本当に「ふっ」とした瞬間、ふだん我々が見ている連続した世界の中では完全に見過ごされてしまっているその瞬間を捉えたものばかりで、ただ写真を見ているだけでも五分や十分は平気で持たせることができるほどの力を持っています。
ただ、映画としてみた場合、この映画はアンリ・カルティエ=ブレッソンという人が自分で自分の作品につけたコメンタリーのような作りになっていたので、なんだか、映画を見ているというよりも、写真に関する講義を受けているような感じでしたね。
「アンリ・カルティエ=ブレッソン」という名前をGoogleで検索してみたら、アマゾンがひっかかりました。11550円と高価(写真集としてこの値段が高いのか安いのか、写真集というものにあまりなじみがないので、私にはよくわかんないんですけど…)ですが、彼の写真集は日本でも手に入るみたいです。その写真集を手元に置いてパラパラとめくりながら、撮影者である本人の解説を聞く。これがこの映画の正しい楽しみ方だと思います。