エコール
監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:ゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ、リア・ブライダロリ、マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール
時間:2h01
監督か、脚本家か、それとも製作総指揮か、いったい誰であるかは定かではありませんが、この映画の製作には、その中心的な部分で、間違いなく、生粋のロリコンが関わっています。
五歳から十二歳ぐらいの女の子が取り囲んでいる棺桶を開けると、その中にはパンツ一枚でアジア系の女の子が横たわっている
これがこの映画の冒頭シーンです。
真っ白い制服を着て、頭には年齢ごとに色分けされたカラフルなリボンをつけている女の子達が、外部との接触を完全に絶たれた状態で生活している寄宿学校
それが、この映画の舞台設定です。
真っ白いパンツ一枚だけを身に着けて、川の中で無邪気に戯れる少女達
これが、映画開始五分後の映像です。
この映画、いったい誰のための映画なんでしょう。
ストーリー自体はエロというよりも、むしろかなり純度の高い文芸な雰囲気をかもし出してるんですが、何かその「文芸」の裏に、ある種の決して満たされない欲望が見え隠れします。
実際、この映画、私のようにどちらかというと熟女方面が好きな人間が見ると、大しておもしろくなかったんですよね。
やはり、この映画を楽しむには、幼い少女達に対して、何か人並みならぬふつふつとした感情を抱いているということが必要条件であるように思います。
近所のミニシアターで見てきたのですが、この映画の上映中、私から四つぐらい離れた席で、二十代後半ぐらいのOL風で目つきのキリッとしたいわゆるいい女系の女性が、明らかに尋常じゃないレベルで前のめりになって、食い入るようにスクリーンを見つめていたんですが、彼女の胸のうちはどのように理解すればよいのでしょうか?