夫たち、妻たち
監督:ウディ・アレン
出演:ウディ・アレン、ミア・ファロー、ジュディ・デイヴィス、ジュリエット・ルイス、リアム・ニーソン
時間:1h47
最初はレンタルで見て、その後DVDを購入しました。
ウディ・アレンていうと、どうしてもコメディの印象が強いですし、実際、私もどちらかといえばコメディ路線の作品の方が好きなのですが、この『夫たち、妻たち』は、『ハンナとその姉妹』や『インテリア』と同様に、典型的なシリアス路線です。
全編を通してみてもおよそ100分という、非常にまとまりのある手ごろな作品なんですが、その100分間の中で、二組の夫婦の崩壊と再生を淡々と真摯に描いてく作品ですね。
この映画の最中、同じウディ・アレン監督作の『ギター引きの恋』でも多用されたインタビュー形式のシーンがちょくちょく出てきます。
このシーンに関しては結構、個々人で好き嫌いが分かれるところがあると思います。
私としては、このインタビューシーンというのは結構好きな演出手法なんですが、見方によっては、映画の雰囲気が一瞬バッサリと切られたような感覚もあるので、嫌いな人はちょっとなじめないかもしれません。
全体のトーンが非常に落ち着いた感じの映画なので、「これぞ見所!!!」みたいな大げさなは無いんですが、個人的には、アレン演じる主人公のゲイブが恋心を寄せる自分の教え子と一緒に秋の公園を歩くシーンがすごくよかったですね。
茶色に色づいた落ち葉が絨毯の様に広がっていて、凄く綺麗です。
一見すると日本でも取れそうなシーンなんですけど、日本映画ではこういうシーンに未だ出会ったことがありません。
ここ最近、映画の製作拠点をニューヨークからロンドンに移したウディ・アレンですが、この公園のシーンはThisi isi New Yorkっていう雰囲気で満ち溢れてますから、今後、こういうシーンがウディ・アレンの映画から消えてしまうのかと思うと、ちょっと残念です。
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