バットマン ビギンズ
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ケイティ・ホームズ、ゲイリー・オールドマン
時間:2h20

 「バットマンができるまで」を描いた作品ですね。
 この映画を見るまで、バットマンていうと、なんとなくコミカルなイメージがあったんですけど、本作はかなりシリアスな雰囲気の作品です。
 ていうか、本来バットマンて、こういうシリアスな作風にマッチするキャラクターのような気がしますね。
 この映画、公開時に、郊外のシネコンで見てきたんですけど、これと同時期にちょうどスターウォーズの新シリーズが公開されていたんですよ。
 そんなわけで、客の入りはおおむねスターウォーズの方に流れていっていたように思うのですが(実際、私もスターウォーズは別の日に観に行ったので・・・)、映画の内容としては、スターウォーズよりも、こちらの方がおもしろかったです。
 もともとそれほど期待していた作品ではなかったので、その分逆に楽しむことができたのですが、ただ、劇中、主人公がチベットの山奥で修行するシーンに出てくる「忍者」は何とかならないんでしょうか?
 『ラストサムライ』に出てきたのと同じようないでたちをした忍者が本作にもわんさか出てくるんですが、『ラストサムライ』の場合は、百歩譲って、日本ですからまだ何とかいいとして、本作はチベットですからね。
 何でチベットの雪山に忍者がごろごろいなきゃいけないのか…、あの部分だけコントですね。
 ハリウッドの忍者に対する認識は、もうこのままずっと変わらないのでしょう。
 そして、この忍者軍団との関係で渡辺健が出てくるわけですが、この映画での渡辺健の扱いってちょっとかわいそうな感じがしませんでしたか?
 登場シーンもちょっとだけ出し、終始、わけのわからない変な台詞をしゃべらされていて、いまいち存在感が無かったです。
 一応、劇中では、それ相応に意味のある役どころではあるんですけど、実際のところはあの役が無くても成立する話のような気がします。
 たぶん、作る側は、単に坊主の似合う東洋人が欲しかっただけなんじゃないでしょうか?
 同じバットマンシリーズに登場してミスターフリーズを演じたシュワルツェネッガーよりもしょぼい扱いだったような気がします。

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