パンズ・ラビリンス
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル
時間:1h59

 2007年12月30日に近所のミニシアターでみてきました。
 以前、何かのテレビ番組でSMAPの稲垣吾郎がこの『パンズ・ラビリンス』を激賞していました。
 今まで、有名人の薦める映画でよい映画にあたったためしがなかったので、正直、「どうかなぁ〜…」と思っていたのですが、この『パンズ・ラビリンス』に関しては「大当たり!!!!」でした。
 いや、もうね、本当にね、これは見たほうがいいですよ。
 絶対!!!!!!!!
 監督のギレルモ・デル・トロって、『ブレード』っていう鈴木雅之に似た主人公がグロテスクな吸血鬼を倒しまくるB級のアクション映画ばかりを撮る二流の映画監督みたいなイメージだったんですが、今回の映画で見直しました。
 もちろん、これまでの作品がこれまでの作品ですから、グロいシーンもふんだんにありますが、そんなグロさすらも一つのスパイスにしてしまうほど、この映画は強い力を持った作品です。
 独裁政権時代のスペインに暮らす少女が経験する過酷な現実と、ファンタジックな経験とが交互に織り込まれるようにしてストーリーが展開していくんですが、これ、どっちもすばらしいんですよ。
 現実描写はいいんだけど、ファンタジーの部分はちょっとねぇ…、みたいなことは一切ありません。
 よいものとよいものが、交互にあらわれますから、二時間のあいだ一切飽きることはありません。
 ていうか、正直なことをいうと、現実の部分で展開される物語があまりに秀逸だったので、途中までは、ファンタジー的な部分はいらないんじゃないかっていう雰囲気がちょっとあったんですが、ラストに来てねぇ…、まさかああいうまとめ方をするとは……
 何せラストがすばらしいので、これ以上下手なことを書くとネタバレしてしまいますから敢えて何も書きませんが、本当に、この映画、観て下さい!!!!!!!
 素晴らしいですから。
 あっ、でも、次の台詞の流れだけ書かせてください。

 「何の疑問も抱かずに生きるなんて、心の無い人間のすることです」
 「私に一切質問してはいけません。ただ従うのです…、いいですね。」
 「いやよ、弟は絶対にわたさないわ!!!!!!」
 「選択は正しかったのです。王女さま」

 この映画、日本ではそれほどヒットしていない感じなので、まだ観ていない人もたくさんいると思うんですが、これ、絶対見て下さい!!!!!!
 絶対損はしませんから!!!!!!!!!

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