かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート
監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、ドン・ジェ、リー・シャオラン、ユエン・ワー
時間:1h34

 近所のミニシアターで見てきました。
 この作品、香港で人気のある『龍虎門』ていう漫画を映画化したものらしいですね。
 要は、ハリウッド映画でいうところの『スパイダーマン』とか、『ハルク』とかそこらへんの作品と同じテイストということですよね。
 この映画、アクション映画なんですけど、ストーリーはあってないようなものですね。
 カンフーの強い三人組が敵のボスを倒す
 ただそれだけの作品です。
 ただ、香港映画ということで、CGで挿入される演出がやたらとオーバーで数年前に公開された『小林サッカー』に共通のものがあり、最初から最後までシリアスなのかギャグなのかちょっと悩みました。
 公式ホームページをみてもらえればわかるとおり、シナリオ的には完全にシリアスなんですが、やっぱり、演出がね…。
 突然床がジグソーパズルみたいに割れて水の中に落ちていったり、ヌンチャクを振り回して寺の釣鐘みたいな防壁を作るとか、そういった演出がふんだんに散りばめられてますから、この作品は「シリアスにこんなことをやってますよ」という意味で一回ひねったコメディなのではないかと思うのですが、やっぱりシリアスなんでしょうか…
 ラスボス役のキャラクターも、何の理由も無く突然登場していきなりムチャクチャ強いんですよね。
 登場人物の背景も何もあったもんじゃないです。
 登場している俳優も2.8流みたいな微妙なレベルの俳優ばかりですし、これほど全編からB級オーラが出ている作品も最近珍しいんじゃないでしょうか。
 なんか、こんな風に書いてくると、散々馬鹿にしているように思われるかもしれませんが、でも、「おもしろいか、おもしろくないか」の二択であれば、本作は「おもしろい」の分野に入ります。
 もちろん、「DVDを買うか?」といわれれば、迷うことなく「NO!!」といいますが、結局、安っぽいなりに楽しめたんですよね。
 全体で90分ほどという長さもちょうどよかったですし(これ以上長かったら完全に飽きてました)、ものすごく暇なときにフラッと映画館に入ってボケーッとみているというタイプの映画としては最高レベルの作品です。

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