コーヒー&シガレッツ
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ロベルト・ベニーニ,スティーヴン・ライト,ジョイ・リー,サンキ・リー,イギー・ポップ
時間:1h37

 数年前に近所のミニシアターで見ました。
 そんなに悪い映画だとは思わなかったんですけど、びっくりするほど客が入ってませんでしたね。
 映画に客が入る規準て本当にわからないですよね。
 どうでもいいような映画にかぎって大入りだったり、おもしろい映画なのにがらがらだったり…
 まぁ、もちろん、「おもしろい」とか「つまらない」っていうのも私個人の感覚ですからね。
 世間とずれているといわれてしまえばそれまでなんですけど…
 でもねぇ…
 レンタルショップで『リーグオブレジェンド』がやたらと借りられているっていう現状はどうなんでしょうか…
 さて、本作『コーヒー&シガレッツ』ですが、この映画は、一つのセットにカメラを固定して、二人もしくは三人の登場人物が会話をするだけの短編作品が全部で11個あわさって一つの作品になっています。
 ほとんどの登場人物がその役を演じる俳優と同じ名前を持つキャラクターを演じ、テーブルの上においてあるコーヒーを飲みながら煙草を吸い、そして何でもないようでいて何でもあるような話をします。その会話の内容は全部で11ある各ストーリーごとに緩〜く連結していて、最後の11個めのストーリーで何となく深みがありそうで無さそうな結論に至って終わります。
 この結論を「人生のものすごく深いところを洞察している」と考えるか、「深いんだか浅いんだか良くわかんないけど何となく良かったかな」と考えるか、それはきっとどちらでも良いのでしょう。この映画はそういう映画です。
 ものすごく暇なときにフラッと入った映画館でシレーッと見ているっていうのがこの映画の一番正しい楽しみ方だとおもいます。

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