薬指の標本
監督:ディアーヌ・ベルトラン
出演:オルガ・キュリレンコ、マルク・バルベ、スタイプ・エルツェッグ、ハンス・ジシュラー、エディット・スコブ
時間:1h40
この映画に主演している女優さん、オルガ・キュリレンコという人(女優じゃなくてモデルですか?)なんですが、個人的に、この女優さんの体、ムチャクチャ好きです!
やせているんだけれども細すぎず、女性特有のふっくら感を十分に保っていて、胸も攻撃的に「ツンッ!!!」と上を向いているわけではなく、若干たれた感じがキープされています。
しかも、暑い夏という設定なので、体全体がしっとりと潤っていて、本当にきれいで魅力的な体です。
一度でいいから、抱きしめてみたい!!
心の底からそう思わせてくれる、ものすごく魅力的な女優さんです。
さて、この映画、原作は小川洋子の小説なんですが、私、原作は読んでいません。
ですから、作品全体の雰囲気が、小説版を忠実に再現しているかどうかは定かではありません。
でも、一本の映画としてみた場合、この映画、なかなかいいです。
「DVDを買うか?」といわれたら、ちょっと微妙ですが、映画館で見る分には十分すぎるほどお勧めできる作品です。
ストーリーなどは公式ホームページやアマゾンのレヴューなどに任せるとして、劇中、妙に気になったんですが、この映画、「気づくと背後に人が立っている」ていう描写がやたらと多くないですか?
たぶん、十回近くそういうシーンがあると思うんですが、そのシーンがあるおかげで映画全体が「恋愛+薄っすらホラー」みたいな雰囲気になっています。
これって、原作もそういう雰囲気なんですかね?なんか、今まで経験したことのない独特の雰囲気ですごくよかったです。
この映画のラストシーン、もう一人の登場人物である標本技師に惹かれる主人公イリスは、二度と戻ってこれないことを承知でラボの地下にある標本室の扉を開けます。
このラストはどういう意味なんでしょうね?
劇中に「前戯なしで無理やり挿入されるセックス」や「プレゼントされた靴を、言われたとおりに忠実に履き続ける」といった、ゆるいSとMの関係(標本技師がS、主人公のイリスがM)が描かれているので、このラストシーンはある種の服従とみなすべきなのか、それとも、「服従」を選んでいるのはイリス自身という点で、ある意味では「自由」を描いているとみなすべきなのか、二通りの真逆の解釈が可能だと思うんです。
「恋愛+エロ+ゆるいホラー+超ソフトSM」みたいな独特の世界観。これは他の映画ではあまり味わえない独特の世界観なので、劇場で見るにしろDVDでみるにしろ、体験して損はない作品だと思います。