キャッチボール屋
監督:大崎章
出演:大森南朋、キタキマユ、寺島進、松重豊、光石研
時間:1h45

 近所のミニシアターで見てきました。
 それほど大きな作品ではないのですが、そこそこ客が入っていました。
 最近は邦画がかつての勢いを取り戻しつつあるみたいですけど、そんな邦画の勢いがこういう小さい作品にも伝わっているのかとおもい、少しうれしくなりました。
 ただ、客がたくさん入っているのは別にいいんですけど、たまに妙な客が入って来たりすると、ちょっと迷惑ですよね。
 今回、私は後ろから二番目の列にある席に座ってこの映画を見たんですけど、私の後ろに座ったおっさんが映画の間中ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ッと「シュコ〜〜、シュコ〜〜」という、ダースベーダーのようなものすごい大きな鼻息を立てていて、それが気になって映画にあんまり集中できませんでした。
 さて、肝心の映画の内容に関してなんですが、正直、ちょっと期待ハズレでしたね。
 ストーリーは、『キャッチボール屋』というタイトルが示すように、野球を本線に据えたちょっと大人の青春ムービーという感じなんですが、映画全体の雰囲気が何となくダルイんですよね。
 登場人物もユニークといえばユニークですけど、それほどつきぬけてる感じじゃないですし、みんなが野球に強い情熱を持っているかといえば、それもまた違いますし、なんていうか、掴み所がないというか、取っ掛かりがないまま105分が過ぎてしまったという感じですね。
 同じように野球を本線にした大人の青春ムービーで『青春☆金属バット』(主演:竹原ピストル、坂井真紀)という作品があるんですが、個人的には、そちらの作品の方が圧倒的に好きですね。
 一応、映画の最後には、寺島進演じる「坂本」と松重豊演じる「後藤」との宿命の対決もあるんですが、そのシーンも何となく盛り上がりに欠けるので、映画全体がビシッと締まらないまま終わります。
 その緩い感じがこの映画の味といえば味なのかもしれませんが、それでもなおかつ、いまいち納得がいかない終わり方でした。
 DVDを買うよりは、レンタルショップで借りてみるタイプの映画だとおもいます。

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