ママが泣いた日
監督:マイク・バインダー
出演:ケヴィン・コスナー、ジョアン・アレン、エリカ・クリステンセン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ケリー・ラッセル
時間:1h57

 邦題はここにも書いた『ママが泣いた日』ですけど、もともとのタイトルはThe Upside of Angerです。個人的には『ママが泣いた日』っていう邦題のほうが好きですけど、映画の内容的にはやっぱり、The Upside of Angerの方が適切なのかなとも想いますね。
 さて、この映画、父親が突然いなくなってしまったその日を境に、母親がものすごくいやな女になってしまうというストーリーなんですけど、前半一時間は、正直、結構だるいです。
 母親のいやな女加減を描いている前半部分は、映画にのめりこんで、「うわっ、やなやつだなぁ」と思うよりも、「なんとなく飽きたな」という感情が先に立ってしまいます。
 しかし、そんな緩慢な流れが、映画一時間を切ったあたりから急激にピリッとまとまってきます。具体的には、一家の次女が病気で倒れるあたりですけど、このあたりから映画全体がラストに向けてしまっていきます。
 オチは、それを書いてしまうと、ちょっとやそっとのネタバレではなく本当に映画の屋台骨をボッキリ折ってしまうようなことになるので敢えてここには書きませんが、このオチ、個人的にはよいと思います。こういう何もかも丸ごとひっくり返す感じのやつ、結構好きです。
 しかし、映画を最後まで見て思ったんですけど、この映画の途中に、どう考えてもこのオチと矛盾するところがありませんか?その矛盾がどこだということを書いてしまうと、オチがばれるので書きませんけど、ちょっとまずいんじゃないかと思うシーンが一つあるんですけど、この映画を実際に見た方、そう思いませんでしたか?もしかすると私が不注意で、その問題のシーンをフォローするシーンに気づいていないだけかもしれないですけど、ちょっと、「あれっ?」と思うところがありました。

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