ママの遺したラヴソング
監督:シェイニー・ゲイベル
出演:ジョン・トラヴォルタ、スカーレット・ヨハンソ 、ガブリエル・マクト、デボラ・カーラ・アンガー
時間:2h

 近所のミニシアターで見てきました。
 スカーレット・ヨハンソンといえば「乳」、ジョン・トラボルタといえば「胸毛」ということで、ついつい上半身に目が行ってしまう二人の競演作です。
 前半は、本格的にスカーレット・ヨハンソンの棟ばかりを見ていたのですが、中盤から後半にかけて物語が進展して行くにつれて、完全にストーリーの方に引き込まれましたね。
 サスペンス映画のような「大どんでん返し!!!」はないんですけど、「とんてん返し」ぐらいのちょっとしたサプライズはありますし、なによりも、登場人物全員がそれぞれ持っている小さな優しさで少しずつ少しずつ紡ぎあげられていくような物語の流れがすごくよかったです。
 「とんてん返し」があるのでストーリー的なことはあまりかけないので、ストーリーの端っこ的な部分を書きますが、この映画の中でトラボルタがギター片手に歌うシーンがあります。
 この歌がねぇ、すごくいいんですよ。
 日本で俳優さんが歌を歌ったりすると、菅野美穂とか反町隆みたいに「あぁ……」っていう感じになりますが、このトラボルタの歌はすごくいいですね。
 作風が作風ですから、当然のことながらシャウトするような曲調ではなくしっとり静かに歌うバラードなんですが、トラボルタ自身が生きてきた年輪というか、内面的な深みというか、そういったものがすごく感じられる歌であの部分だけCDにカットしても十分にいけそうな高いクオリティでした。
 他の人があの歌を歌っていたら、それほど「いいなぁ」と思うこともなかったと思うのですが、やはり、歌が人を選んだというか、あれはトラボルタが歌うべき歌ですね。
 トラボルタとスカーレット・ヨハンソンを囲む他の共演者も素晴らしいですし、DVDを買っても決して損の無い良作だと思います。

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