NARA:奈良美智との旅の記録
監督:坂部康二
出演:展示会に携わったボランティアのみなさん、奈良美智、脇本秀史、graf AtoZチーム、豊嶋秀紀
時間:93m
近所のミニシアターで見てきました。
世代的な理由もあると思うんですけど、「奈良」というと、以前、木多康昭が週刊少年ジャンプで連載していた漫画、『幕張―千葉』に登場するキャラクターを思い浮かべてしまうんですが、今回の映画のモチーフになっている奈良美智は人相の悪い女の子の絵で有名な画家です。
以前、『ほぼ日刊イトイ新聞』で糸井重里と奈良美智との対談が掲載されていたことがありましたが、個人的に、この人の絵は何度も見たことがありましたけど、実際に本人の姿をちゃんと見たのはこの映画が初めてでした。
で、映画の内容ですが、なんとも気持ち悪いぐらい喉越しのいい作品です。
世界各国で奈良美智の展覧会がどのように開催されてきたかを収録したものなんですが、この展覧会、基本的にボランティアのメンバーによって運営されているんです。
ただ、このボランティアの人達がものすごく生き生きと作業しているんですが、その雰囲気がどうも……、
いまいちなじめないんですよね。
やっぱり、基本的にボランティアっていうものに対して不審の念を抱いているのが原因なんだとは思うんですけど、あのキラキラした目で一つの目的に向かっている姿っていうのは、どうしても好きになれないです。
映画の中で一番、グッときたシーンは奈良美智のアトリエ兼自宅の映像でしたね。
ものすごく大きいプレハブっていう感じの建物なんですが、なんか、秘密基地っぽくて、単純にかっこよかったです。
ああいう建物って、実際に住んだら住んだで暖房とか水周りとか大変だと思うんですけど、一度住んでみたいですね。