ライトニング・イン・ア・ボトル
監督:アントワン・フークア
出演:アンジェリーク・キジョー、メイヴィス・ステイプルズ、デヴィッド・ハニーボーイ・エドワーズ、ケブ・モ、ジェイムス・ブラッド・ウルマー&アリソン・クラウス、インディアン・リー、オデッタ、ナタリー・コール、ラリー・ジョンソン、バディ・ガイ、ルース・ブラウン、メイシー・グレイ、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン、キム・ウィルソン、ボニー・レイット、ジョン・フォガティ、ジョン・ハモンド、エアロスミス(スティーブン・タイラー&ジョー・ペリー)、ザ・ネヴィル・ブラザーズ、シュミーカ・コープランド、ロバート・クレイ、デヴィッド・ヨハンセン、ソロモン・バーク、ヴァーノン・リード、チャックD、B.B.キング
時間:1h49

 公開当時に、近所のミニシアターで観てきました。
 『タクシードライバー』などの作品で有名なマーティン・スコセッシが製作総指揮を務める『ブルースムービープロジェクト』という作品群の一作として作られたのが、この『ライトニング・イン・ア・ボトル』です。
 他の作品はブルースの歴史や現在を検証するドキュメンタリー映画なんですが、本作は、2003年にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われた「サルート・トゥ・ザ・ブルース」というコンサートの記録映像です。
 コンサートの記録映画って、これまでもチョクチョク観てきたんですが、本作は完全に別格ですね。
 一曲目のアフリカ民謡から、最後に登場したB.B.キングまでとにかく109分間鳥肌立ちっぱなしです!!
 普段、洋楽なんてほとんど聴かないので、登場した人たちはほとんど知らなかったんですが、誰が出てきてもパフォーマンスのレベルがムチャクチャ高くて、観終わった後、ものすごい満足感でした。
 ごく個人的な意見ですけど、この手の映画はDVDよりも映画館の音響システムの大音量で観ると、その良さがより堪能できると思います。
 こういう映画に出会ったときほど「家庭」という限界を残念に思うことはありませんね。
 いっそ、これを機会にプロジェクターを買ってしまおうかと思ってしまうほどです。
 もちろん、私は経済的にそんなことはできないのですが、もしもお金に余裕がある方であれば、この映画を見るためだけにプロジェクターや音響関係の設備を整えたとしても決して損はしないと思います!!
 かなりの額の設備投資をしてもそれに見合うだけの感動を得られると思いますし、現段階で既に「家でも映画を観る環境は完璧!」という羨ましい方であれば、この映画は絶対に買いでしょう。
 本当にいい映画ですね!!
 ただ、こんなことをいったらあれかもしれないですけど、この手の映画を観た後って、ものすごく満足すると同時に、「やっぱり、日本人に音楽はきついのかなぁ…」みたいな感じになりませんか?
 日本人でも歌の上手い歌手の方はたくさんいらっしゃいますけど、本作に出演しているようなものすごくハイクオリティーな海外の歌手がバァーン!!と出てくると、やっぱりねぇ、勝てないですよね…
 筋力の違いなのか体つきの違いなのかわからないですけど、声量とか声の張りといった、テクニック的な部分ではカバーしきれない肉体的な部分でおもいっきり差をつけられている感じがします……
 「いい映画だなぁ…」と思うと同時に、ちょっとだけ劣等感を抱いてしまった作品でしたね。

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