リトル・ランナー
監督:マイケル・マッゴーワン
出演:アダム・ブッチャー、キャンベル・スコット、ゴードン・ピンセント、ジェニファー・ティリー、タマラ・ホープ
時間:1h38

 「お母さんは、奇跡でも起きない限り目覚めない」
 そんな現実に直面した主人公の少年は、「君がボストンマラソンで優勝したら奇跡だ」というヒバート神父の言葉に触発されて、奇跡を起こして母親を目覚めさせるべく、がむしゃらに走り始める。
 がんばる少年、少年の熱意に打たれて彼を応援するようになる元ランナーの神父、少年を嫌味にいじめる神学校の校長、思いを寄せる同世代の女の子、はじめはバカにしていたものの少年のがんばりに触発されて最後には応援するようになるクラスメート。
 これだけそろえば、舞台設定は完璧。この上ない直球系青春感動ムービ−の出来上がりです。正直、映画館でこの映画を見ているときには、そのあまりの直球ぶりに、見ているこちらのほうが少し気恥ずかしくなりました。
 でも、この「気恥ずかしさ」って大切ですよね。。
 ここ数年、見る側の目が肥えたのか、それとも単にひねくれただけのか、妙にこねくり回した小難しいストーリーの映画が多いような気がします(特にSF系のアクション映画とかでそういうの増えたなぁ……)。
 そんな中で、この映画のようにど真ん中に向かって思いっきり「感動」をぶん投げてくる映画は意外に少ないので、そういった意味でこの映画は貴重な存在です。

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