ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン
時間:4h10
第一作、第二作と観てきましたが、ついにこの『王の帰還』を観ることで、やっと結論的な一言を述べることができます。
「フロドの存在感、薄っ!!!!!!!!!」
この一言にロード・オブ・ザ・リングの全てが集約されているような気がします。
ていうか、「フロド、いらなくね?」
結局、一作目から三作目まで、見せ場らしい見せ場って一個もなかったような気がしませんか?もちろん、この作品の場合、主人公以外のキャラクターがものすごく個性豊かで目立ってますから、敢えて主人公がしゃしゃり出てきて引っ掻き回すと作品全体が成立しなくなるという可能性もあるとは思うんですけど、それにしても、影が薄い主人公ですよね。
実際、この第三作目の主人公も、はっきり言って、フロドではなく、サムです。
スペシャルエクステンデッドエディションでみたので、全体で四時間以上あったのですが、その四時間ほぼ全部が、ラストの「サム、男前伝説」のために存在します。
もう、とにかく、サムのサムによるサムのための映画です。
サム、かっこよすぎ。
決して、男前キャラではないんですが、なんていうんですか「男気」っていうんですか、出まくってますね。全身から。
でも、なんだかんだいってますけど、この主人公の影が薄いつくりって、これはこれで、すごくよかったですよね。
結局、私も最後まで見て、それなりに感動しましたし、スペシャルエクステンデッドエディション三本立てで一気に見た後には、ものすごい満足感がありましたからね。
このロード・オブ・ザ・リングっていう一連の作品が後の時代にどういう評価を受けるのかは全くわかりません。
実際、「最大の見所は結局CGなのかなぁ」という気もしないでもないですから、これから先このロード・オブ・ザ・リングを上回る内容とCGのすごさを同時に供えたような映画が出てきたら、ロード・オブ・ザ・リングはあっという間に過去の遺物になってしまうかもしれません。
でも、少なくとも、2006年11月現在、こういうアドヴェンチャーものの作品の中では、ロード・オブ・ザ・リングシリーズが頭一つ二つ飛びぬけてると思います。
長い作品ですし、意外と好き嫌いがはっきり分かれるのかなぁという気もしますが、結論として「観てよかったなぁ〜」と思える作品でした。