ロード・トゥ・パーディション
監督:サム・メンデス
出演:トム・ハンクス、ポール・ニューマン、タイラー・ホークリン、ジュード・ロウ
時間:1h57
この映画、劇場で見たかったんですよねぇ。今考えると、そのときなんでこの映画をスルーしたのか理由がよく思い出せないんですけど、この映画は公開されてだいぶたってからDVDで見ました。
さて、この『ロード・トゥ・パーディション』なんですけど、インターネット上にアップされている感想を読んだりすると、意外と評価が低いような気がしませんか?
映像に懲りすぎ!!とか、このキャストならもっとできるだろ!!とか、あんまり好意的な感想が無いような気がするんですけど、どうなんでしょう?
ただ、そんな感想とは裏腹に、私個人の意見としては、この映画、かなりいいと思います。ていうか、トム・ハンクスが主演した映画の中で一番好きな作品かもしれません。
映画のジャンルとしてはいわゆる「マフィアもの」ですが、いわゆる「任侠系」の作品ではなく、映画の主題となっているのは「父と息子」ですね。
劇中には、主人公であるサリヴァンとその息子マイケルとの親子関係と、サリヴァンと彼を本当の息子のように育ててくれたマフィアの首領ジョン・ルーニーとの二つの親子関係が描かれています。
どちらの親子関係においても、父が息子を思い、息子が父を思うその愛情は同じです。
ですが、そんな愛情とは裏腹に、過酷な運命のゆえにいつしか息子は最愛の父親に銃口を向けなければならなくなります。
「息子は父親の枷になるために生まれてくる」
この映画の中でマフィアの首領ジョン・ルーニーを演じているポール・ニューマンがこんな台詞を言いますが、この台詞がこの映画の全てを物語っているように思います。
トム・ハンクスっていうと、どうしても、『フォレスト・ガンプ』とか『グリーンマイル』が思い浮かびますけど、この『ロード・トゥ・パーディション』も名作だと思います。