青春☆金属バット
監督:熊切和嘉
出演:竹原ピストル、安藤政信、坂井真紀、佐藤めぐみ、若松孝二
時間:1h36

坂井真紀が初めての巨乳役ということで見てきました。
 近所のミニシアターで夜8時過ぎぐらいの一番遅い回だったんですけど、結構お客さんが入っていました。全90席のミニシアターで半分ぐらいがうまってましたから40人以上はいたと思いますね。
 「やっぱり、みんな坂井真紀の巨乳が見たいのだろうか?」と、勘ぐりながら客層を眺めてみたんですが、意外なことに、女性の割合がすごく高かったですね。しかも、男と一緒にデート感覚できているというよりも、友達風の女同士で見に来ていたり、一人でフラッと見に来ていますといった風情の人が多くて、
「あっ、巨乳目当てじゃないんだ」と、不自然に納得してしまいました。
 さて、映画の中身についてですけど、この映画、かなり良かったですよ。
 坂井真紀が演じるキャラクターも「巨乳∧可愛い」感じですごく良かったんですけど、一番良かったのは、野狐禅の竹原ピストルでした。
 以前HeyHeyHeyに出ていたのを見たときはそんな感じはしなったんですけど、この映画の中では、すごく朴訥としていて、野球に対する純粋でまっすぐな気持ちを残したまんま大人になったっていう感じの役どころを好演していましたね。やっぱり、一番の見所は、あの台詞ですかね。
「金をぉ、金をぉだせ!金をぉ出せ…」
 この映画の中で、強盗をしようとする竹原演じる主人公が金を取ろうとしている相手に対して外人訛りで上のように話しかけるシーンがあるんですけど、なんか、見ていて、「こいつ絶対イイヤツじゃん」という感じがにじみ出ているんですよ。
 このシーンかなり好きですね。
 それから、もう一つ好きなのは、竹原演じる主人公が寺島進演じるチンピラ落合と一緒にガソリンスタンド強盗を働くシーンですね。
 このシーンで、チンピラの落合が店員の反撃に会って頭から血を流して倒れるんですけど、その血の流れ方がすごく良いんですよ。
 目だし帽代わりに頭からかぶっている白い紙袋のなかで、真っ赤な血がサァーっと流れて、その血が目からシャバシャバ流れ落ちるんですけど、なんだかそのシーンが妙におかしくて、映画館で一人くすくす笑ってました。
 映画自体としては、それほど大きな作品ではないですけど、しっかりまとまっていて、笑えるところは笑えたし、ラストはホッコリと感動させてくれましたから、見て損のない、すごくいい映画だと思います。

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