幸福のスイッチ
監督:安田真奈
出演:上野樹里、本上まなみ、沢田研二、中村静香、林剛史、笠原秀幸、石坂ちなみ、新屋英子、深浦加奈子、田中要次、芦屋小雁
時間:1h45
近所のミニシアターで見てきました。
映画を作った人には悪いですけど、正直、「スカスカだろうなぁ〜」と思って観に行ったんです。
ところが、ふたを開けてみてビックリ!!!!!
かなりの盛況でした。
全90席のミニシアターが六割ほどうまってたんじゃないでしょうか。老若男女、カップル、夫婦、今時の若者、観客層も実にバラエティーに富んでいて、全天候対応型の映画という感じがしました。
さて、この映画、内容的にはかなりコテコテです。
電気屋を営む父親に反発して東京に出て行った娘が、仕事に失敗してめいっぱいひねくれているときに、ひょんなことから地元に帰ります。そこで、父親の仕事の意味を知り、田舎の人々の生活に触れることで、ひねくれた態度が少しずつ素直になっていくという、思い切りコテコテのいわゆる「いい映画」です。
主人公の父親を演じているのが沢田研二なんですけど、往年のジュリーっていう感じは全くないですね。
思いっきり、田舎のおっちゃんです。
私の周りに、以前、自他共に認めるジュリーの大ファンのオッサンがいたんですけど、そういった昔ながらのファンの目から見たら、こういう姿のジュリーってどうなんでしょうね?
私は世代的にジュリーのころの沢田研二を知らないので、むしろ、一人の俳優さんとしてすごく存在感のあるいい役者さんという感じで見ていたんですが、やっぱり、♪片手に、ピストル〜♪とか歌っていたころを知っている世代の人たちにとっては違和感があるものなんでしょうか?
最近は、いい話をするにしても、妙にひねくってややこしくしてある映画が多いですけど、こういう、シンプルな王道系のいい話っていうのはある意味貴重だと思います。
誰もが安心して見られる映画ですから、一家に一本DVDとして常備しておくのもいいかもしれません。