ストロベリーショートケイクス
監督:矢崎仁司
出演:池脇千鶴、中越典子、中村優子、岩瀬塔子、加瀬亮
時間:2h07
原作が少女マンガということもあるのかもしれませんが、まさしく「This is 女目線」の映画です。
恋愛に対する感覚って、男と女では絶対に違うと思うんですよ。
たぶん、男よりも女の方が圧倒的に恋愛に対して、良い意味でも悪い意味でも、がんばってしまうんだとおもいます。
そんな意味で、この映画、男性である私には正直、「よくわからん」という感覚があります。
具体的にどこがわかんないのっ!?と聞かれると、どこと答えることもできないんですが、なんとなく、腑に落ちないというか、たぶん、この映画について女の人と話したとしても、「わかるわかる的」なメンタルな部分での理解の共有みたいなものが築けないと思うのです。
ですから、私は、この映画、理解することを途中から思いっきり放棄して、ちょっとした妄想をしながら見ていました。。
で、その妄想の設定ですが、意外とシンプルで、「この映画を見た後、この映画の主な登場人物である里子、塔子、ちひろ、秋代の四人対男性100人でコンパをしたら、誰にどれくらい男が集まるか?」というものです。
当然、そのコンパに集まる男共はこの映画を見ているわけですから、それぞれの女性の、かわいい部分、いとおしい部分、嫌な部分、細かな性格、職業、経済状態などなど大体は頭に入っているわけです。
そんな状況設定の下に、コンパをやったらどうなるか、映画の後半三十分、ずっとそんな妄想をしていました。
で、妄想の結果ですが、たぶん、一番、男人気を獲得するのは「ちひろ」です。
ていうか、間違いありません。
例え、他の三人がどれほど純粋な愛を心の中に持っていようが(特に秋代)、ちひろの性格が見方によっては女の敵のような要素を持っていようが、そんなことは男からすれば全く関係ありません。
結婚という言葉をちらつかせさえすればいくらでも男に尽くしてくれる、フェミニンでサラサラヘアーのOL、中越。
絶対無敵
誰もかないません。たぶん、100人中75人はちひろに群がると思います。
で、残る25人がどこに行くかというところですが、たぶん、15人ぐらいが「里子」に行くのではないかと思われます。
「いまだ、萌えの夢を捨てきれない馬鹿な男」が里子のところにたまると思います。
それに、私も含めて男はムチャクチャ単純なので、「年老いた母親の見舞いに行っている」というただそれだけで「この子は良い子だ!」と思ってしまいます。
さて、残り10人ですが、たぶん、8人が「塔子」、2人が「秋代」ぐらいの割合でバラけると思います。
では、この塔子と秋代の差は何かという点についてですが、たぶん、この差の最大の原因はデリヘル嬢という秋代の職業だと思います。
その筋を極めている本職の方々は別として、基本的に、私も含めて普通の男はプライベートの恋愛対象として、「プロは怖い」のです。
例え、この映画を見て、秋代がどれほど純粋な女性であるということがわかっていたとしても、「プロは怖い」のです。
その恐怖感が先にたって、例え秋代が思いを寄せる菊池にあうときのような、ジャージにメガネの素顔全開メークであったとしても、どうしても腰が引けてしまうのです。
「プロ」という、強力なハンデを平然と乗り越えて秋代のところに辿り着ける男はきっと100人中2人ぐらいのものでしょう。
最後に、塔子のところに集まった8人(たぶん、私は塔子のところにいくと思います)の思惑は、塔子の性格だと思います。プライドが高くて凛とした雰囲気に引かれるということもあるのですが、どちらかというと、男は凛とした雰囲気よりも「甘えさせてくれそう」もしくは「甘えても大丈夫そう」な雰囲気に惹かれると思います。少なくとも私はそうです。
一見男にも冷たく当たりそうですが、付き合ってる男にいとも簡単に金を貸してしまうという塔子の行動を考えると、意外と甘えさせてくれそうな香りがプンプンします。
そして、甘えさせてくれるだけでなく、ときにはスッと甘えてきて男の側の自尊心も満たしてくれそうな、そんな雰囲気が塔子にはあるのです。
さて、長々と語ってきましたが、以上は全て私の妄想です。
「キモい……」と思った方、申し訳ありませんでした。