全然大丈夫
監督:藤田容介
出演:荒川良々、木村佳乃、岡田義徳、田中直樹、きたろう、伊勢志摩、村杉蝉之介、江口のりこ、蟹江敬三、鳥居みゆき
時間:1h50
近所のミニシアターでみてきました。
土曜日の一番遅い上映回を観に行ったんですが、公開初日ということもあってか、けっこう客が入ってましたね。
世界一のお化け屋敷を作りたい古本屋の長男、照男(荒川良々)と、平凡なサラリーマンの久信(岡田義徳)、そして、どこからともなくフラットあらわれた天才的に不器用な画家のあかり(木村佳乃)。三十代を目前にしていても、どこかヌル〜イ人生を送る三人が、歯車のかみ合わないユルユルな恋愛模様を繰り広げる。
大まかに書くとこんな感じのストーリーなんですが、全編を通じて、非常におもしろかったです。
別に、何か特別強い衝撃を受けたということも無いんですが、なぜか身近においておきたくなるような不思議な空気感を持った作品ですね。
この文章を書いている2008.5.2現在、まだ、Amazonでは取り扱っていないようですが、発売されたら必ず買おうと思います。
ところで、以前Gyaoで、本作にも出演している鳥居みゆきがMCをつとめる『社交辞令でハイタッチ』をみていたとき、ゲスト出演していたユリオカ超特Qがこの映画の感想として「木村佳乃さんがよかったですね〜、クレジット会社のCMとは違ったオタクっぽい感じで…」みたいな発言をしていたんですが、木村佳乃って、今でこそなんかチャキチャキした感じの役をこなしてますけど、デビューした当時はむしろ本作で演じているようなちょっとおっとり系で不思議なムードのある女優さんでしたよね。
ですから、そういった意味じゃ、本作ではデビュー当時の木村佳乃の魅力を再確認できます。
また、最近、結婚報告で世間を騒がせた鳥居みゆきですが、本作ではあんまり目立った活躍はしてませんね。
確かに、古本屋のレジに、恋人役である蟹江敬三と並んで、さりげなく眼を見開いたままボサボサ頭で座っているシーンでは独特の「鳥居汁」みたいなものが出ていましたが、それ以外のシーンではなんとなく存在感が希薄ですし、一言だけあった台詞もものすごく棒読みで、同じ芸人さんでも準主役的な役割をきっちりこなしている田中直樹と比べてキャリアの差というか踏んでいる場数の差みたいなものを感じてしまいましたね。
ニュースサイトを見てみると、鳥居みゆきは今度また別の映画にも出演するらしいので、むしろそっちの方に期待したいですね。